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現場力とは「◯◯の中で●●を出す力」(32)


こども発達支援研究会のオンラインスクールで、「現場力向上委員会」というコンテンツを連載しています。(とはいえまだまだ手が回っておらず更新が後手後手なのですが…)

本日はその内容を少しだけ共有してみます。

1.現場は常にあらゆる資源が不十分

ヒト
モノ
カネ

そして情報。

仕事や組織運営で大切とされるこれらの資源…。教育の現場でも同じです。そして学校を筆頭に、これらの資源の不足がしきりと叫ばれています。

教員不足
教材不足
予算不足
知識不足…

僕が経験した勤めていた少年院も似たようなもの。今勤めている放デイでも同じです。

そこには仕組み的な問題もあるでしょう。マネジメントしている人間の力不足や認識不足もあるでしょう。個人的には、現場の先生方の力不足も大きな要因だと感じています。

スポーツで考えてみればわかりやすい。

サッカーでも野球でも、選手が一人代わるだけでチームの雰囲気が変わり、結果まで劇的に変わってしまうことがある。

大谷翔平クラスになれば、ゲームのセオリーやルールごと変えてしまうこともあるが、そこまで行かなくとも、「一人」を起点にして全体のパフォーマンスが向上することは現実に、そこらじゅうで起きているのです。

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こんにちは!へいなかです! 非行少年の地域定着支援を仕事にするべく、経済的な基盤をつくるためにアレ…

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放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。