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森のボランティアに行ってきましたよ。

1.地域に根を張る

茨城に限ったことではないかもしれないが、SNSはまだまだ浮世離れしてる。それは普通の日常でも言えることだが…ボランティアや非営利型の団体などではより一層顕著だ。

子育て支援フォーラムに参加して改めて思った。

全然知らない支援団体が小さな単位で着実に支援を形にしていて…それは本当にピンポイントに検索しなければ出てこない。

それで成立しているのは、それでもなんとか回せるだけの人を集められているからだし、それ以上に、多くの人がボランティアや限りなくそれに近い状態で参画しているからだろうと思う。

非行少年が、健全に生きてる多くの人にとって目に見えない存在であるように、ボランティアとその対象もまた…それなりに穏やかで充実した生活を遅れている人からは目に見えないらしい。

そんな中で偶然目にした、地元の町有林で活動するボランティア団体。これはチャンスと飛び込んで、日曜日に参加してきた。

平均年齢70オーバー。

月2回の活動に名簿上、14名が参加している。

10名以上を確保しなければ団体として認められないようで、毎年のようにメンバーが減っていく同団体にとって僕は、超絶期待のホープだった。

正直、月2回は参加できないが、ゆるっと関わっていきながら、着実に貢献し、いろんな効果を生み出したいと思う。

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2.活動内容

同団体の活動は月2回。

除草などを中心に町有林の管理を行い、整えたスペースを使って季節ごと地域の子どもたちを対象としたイベントを行っている。

月2回は、参加する人間にとっては絶妙に多くて少ない。

参加することだけを考えれば結構な頻度だが、たとえば畑で作物を作ろうと思ったら管理には間が空きすぎる。実際、林を開墾して耕した畑では有機農法でいくつかの作物を作ったようだが、半分はうまくいかなかったとのこと。

高齢者ばかりな上、明確な指揮命令系統があるわけでもないので、作業の密度は低く、やりたいことに労働力が追いついていない。

とはいえ…

あーだこーだと役割分担を決めたり、作業の合間に雑談する時間にもコミュニティとしての価値があるから、なんでもかんでも効率化するのはよくないと感じた。

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こんにちは!へいなかです! 非行少年の地域定着支援を仕事にするべく、経済的な基盤をつくるためにアレ…

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放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。