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先週特にスキを集めました

以前、同様の報せをいただいた際、その画面をすぐに消してしまい、何の記事がどういう理由で祝われたのか、わからぬままだったのですが、今回はしっかり"スクショ"できました。
ありがとうございます。

このお題の、競争率の低さを物語っているとも言えるでしょう。
でもこの際、それは無視して、嬉しいです。

そして、ノンフィクション作家、山際淳司さんが著書で扱った、ある人物の話しを思い出しました。

四半世紀前に読んだ記憶なので、だいぶ"うろ覚え"ですが、その人は20歳を過ぎた頃に、オリンピックに出たいと、ふと思い立ち、マイナーで競技人口が少なそうとの理由で、"レガッタ"というボート種目に目星を付け、邁進します。

努力の甲斐あり、何度か代表に選ばれたものの、モスクワ五輪のボイコットや、その他にも不運が重なり、結局それは叶いませんでした。

「夢こそ叶わなかったが、その努力は美しく〜」みたいなドラマティックなものはなく、"頑張ったけど結局オリンピックには出られなかった"ということを、それ以上でも以下でもない揺るぎない事実として記されており、また、残酷だが救いがないという程ではなく、そして、それがあったから今があるなんてことでもない、言うなれば、ただ「ということがあった」といった、淡々としたフラットなニュアンスが印象的で、それが妙に面白く感じたような記憶があります。

ただ、なにせ昔のことなので、この解釈しかり、いろいろと非常に不確かです。

つまり、言うなれば私は、このnoteというオリンピックにおいての"レガッタ"的な競技で優勝したのでしょう。

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