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はっぴい

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ハッピーっぽいうたをまとめていきます。
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忘れないように

どこまで行けるかわかんないよ キミがいるかもわかんないよ それでも探して歩き続けて ようやく気づくこともあるよ 忘れるより早く思い出せば 途切れることなく続くかな 頭ではちゃんとわかってる、でも やっぱりちょっとダメそうだ この手で握ったことがある 頬で触れ合ったことがある 永遠だなんて思ってしまった そんな日だってあったはず 覚えるより早く喋り出した 子どもの頃に戻れるかな 心にはちゃんと残ってる、うん なんだかちょっとやれそうだ この耳で聞こえた音がある この胸で

幸せが踊るリズム

いいんだ

ホーホケキョ

猫に会いたくて帰る実家は 送風みたいな隙間風たち 夜は蠢く虫の群れ 屋根の上にはハクビシン ピンと来ない意見をもらっては 白菜の美味しいやつ食う シュンとしてるか怒っているか よくわからない表情 残った録画だけあの日のままで それ以外はカビている そんな景色を想像していたけど 埃が増えただけ ミスタードーナツって潰れるの? なんてことを書いた日記を読んで 雨を合図に帰路に着く 人より森の方が強くて 長生きするっていう常識たち 猫はどこかに寝ていて 会えなかった

ごきげん

空気みたいになりたくて お腹を空かせて笑います 見上げた太陽ニヤニヤと あくびをしながら背伸びます ごきげんいかが わたしは少し憂鬱です ごきげんいかが 少し泣いたらちょっと良くなります 四方山ばなしは花萎め 木かげに隠れて暮らします 日暮れにひょっこりお月様 けげんな顔してにらみます ごきげんいかが 愛想笑いなど疲れます ごきげんいかが 少しお酒を飲んだら忘れます

未来だわ

私の言うことぜんぶ 嘘だと思っていいのよ これからは同じよね さよならね とりあえず終わりだと思ってね 未来だわ 期待したよりずっと素敵ね 未来側からしてみりゃ当然でしょうね すぐ来るわ 早いのねイケてるわ 未来だわ まぎれもない未来だわ

ケンタッキー

倦怠期とケンタッキーが似てるってこと 今世界でわたし初めて気づいたかも とか言ってるきみがすきー

サクラクラクラ

窓越しに見てた体育館 あそこで僕らはここを捨てる ボロ過ぎる校舎 穴だらけ ってああこれは俺らが開けた穴か 先立つ我らにお許しを 後輩いなしてバイバイ 中くらいになった夢たちが それぞれに巣立つのです 黒板埋める作業に必死になっていたら 女子たち急になんか泣き出して うんこしてくるわって逃げ出した 薄情で嘘つきで 中途半端ハンパない僕だけど 朝も昼も夜も生きれたよ ありがとう!なんて言わないけど 幻の幻の幻みたいな日々はもう 嘘くさすぎて逆にホンモノだったな ありがとう!

フェアリーテイル

悪い噂を聞いた 悲しいことが起こる それでも生きてく 僕らは今日を いいだろ別に 決めたのさ カッコいいねと 褒めてもいいよ

ニャンゴロ

好きってなる時 放つ熱 シャツの裾から つなぐ皮膚 構えてみても 先読みしても あり得ないことばかり起きる 口走ってまた ドジを踏む つぶさに光り 知る秘密 忘れてみても 忘れてないよ 知り得ないその場所はイビツ 惑星ばかりの分厚い本を ついに捨て去る時が来た 搾取されたあと血迷いながら 鏡の国に行っちゃやよ ニャンゴロ ねえ 冷めたおでんを チンして食べて 笑い合おう 叫びそうな 不吉な予感も くだらんバカで 蹴散らそう あと何分あと何分いれる あと何分あと何分いける

ブルーハワイの国

黄金色のまちに向かって 淡い色したバスが走る オンボロギターかき鳴らせば リンゴが地面に転がった 
 夕陽がちょうどいい角度 寂しげな顔が影になる 窓から吹き込むぬるい風 錆びれたチャイムがリンと鳴く 
 車掌さん 車掌さん ここはいったい どこなんだい ここは南 まちの南 ブルーハワイの夢の国

走ってみるわ

遠い場所でにわか雨 さすらう気持ち 辛いわよ こんな世界の閉じた場所 どこかもっと もっと先まで 走ってみるわ 私 今 風より強くなりたいな 走ってみるわ 今日は明日 高まる胸は 希望かな ときどき見る夢 カゼを引いてて 私はなんだか ふわふわ気分 少しお酒 飲んだせいかしら よっぽど楽しい できごとだったな 走ってみるわ 私 今 風より強くなりたいな 走ってみるわ 今日は明日 高まる胸は 希望かな