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ALってどう?うちの子の場合

近年 オーストラリアン・ラブラドゥードル(AL)は日本での認知度が上がってきたと聞きますが、まだまだ国内ではレアな犬種だと思います

ALがどういう犬種であるか、という説明はよく目にしますが、犬も個性がありますし、想像してみるだけでは難しいものがありますよね。

ここでは我が家のHeidiや私が実際に知るALのコたちの性格や気質についてお伝えしようと思います。もちろん同じ犬種であっても個体差があるのは当然ですが、「ALってこんな感じなんだ」「ALはこんな特徴があるのね」とイメージを持つてくれたら嬉しいです。


Heidiについて

Heidiは2018年7月31日生。4世代目のマルチジェネレーション・ラブラドゥードルです。7兄弟の中で一番小さく生まれ、大きな兄弟たちと争ってママのお乳を飲んでいたせいか、身体は小さくとも気が強い子犬でした。

好奇心旺盛で優しくフレンドリー、でもビビり

これは多くのALオーナーからも聞くのでALの特徴なのかもしれません。
散歩でいつも見ない車、人、物を見つけると、立ち止まって様子を伺います。
そして「アレ、何?」と私を見上げます。私が「It’s OK」と言うと、慎重に歩き出します。グラウンドでボール遊びをしている時でも、通りで工事していればその様子を数分観察します。大丈夫だと分かれば次からは気にも留めません。

人に対しても同じです。初対面の人でも触らせるし威圧や吠えも全く、しないのですが、誰にでも愛想をふりまく社交性はあまりなく、ご近所さんや親戚、友人など「知っている人」には自分から尻尾振って挨拶に行きます。

ALはとても社交性が高い犬種だと思いますが、Heidiは特に犬に対してその特徴が顕著にみられるように思います。初対面の犬と挨拶する時はまず犬には向かわず、その飼い主へ軽く挨拶に行きます。お腹を出して撫でてもらって、犬が近づいてきたところで、匂いを嗅がせます。お腹を出した状態で「私、フレンドリーだよ」と相手の警戒心を解いているように見えます。同じAL同士だと初対面でもやらないので、初対面しかも気質が違う犬へのHeidiなりのアプローチ法なのかもしれません。

運動量はかなり多い

ALはセラピー犬として活躍するために産まれた犬種でもあるので、知力・体力ともに高いといえます。そのため躾もすぐ習得するので楽と言えますが、その知力・体力を持て余すと暴君になる可能性を秘めている、とも言えます。

我が家は45分程度の散歩を朝夕2回、途中の公園ではボール投げを20分を日課にしています。それでも家に帰ってきてまだボールで遊びたそうにしてることもあるくらいです。
在宅勤務の私の昼休み時間と夕食後にも15分ほど、引っ張りっこや持ってこいの遊びをしているので、かなりのスタミナと言えます。

良い事も悪い事もすぐ覚えます

ALは、人間側の要望を読み取り行動できる非常に賢い犬だと思います。
夫の実家では牧羊犬としてオーストラリアン・ケルピーとボーダーコリーを飼っていますが、彼らと比べても差がないほどの賢さです。
ずる賢さはALのほうが上かもしれません。
トイレはお迎えした当日からすぐに出来ましたし、コマンドもすぐ覚える、おもちゃの名前も教えてないのに覚えていて「○○(オモチャの名前)どこ?」と言うと自分で持ってきます。

私の注目を集め、褒められることに大きな喜びを感じる犬なので、褒めれば褒めるほどノリノリでやってくれます。こちらの意図を先回りして行動する賢さも持ち合わせていて、私がしっかり指示を出さないと、都合の良いようにルールを作ろうとすることもありました。
望まない行動にはその都度ハッキリとNO!と言うことが大切です。

最後に

私も夫も、独身時代に犬を飼った経験がありますが、Heidiほど人と一緒にいたい犬は初めてです。
抱っこしてほしいとか構ってほしい、などではなく、常に隣にいて一緒に時間と経験を共有することが一番嬉しいみたいです。
なので、長時間のお留守番は苦手です。。。。

こういう気質を活かし、オーストラリアではALは自閉症の子供達のバディ犬として飼われることも多いようです。知力体力ともに抜群の犬種ですので、飼い主としての技量が試されることはありますが、私にとっては最高の相棒となりました。


きょうだいの中で一番小さく生まれたHeidi






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