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初めてのマンモグラフィ

わたくし本日人生初めて。
マンモグラフィを受けました。

マンモグラフィ:
乳がん早期発見のためのX線撮影。乳を、上から斜めから挟んで撮る。

数年前、健康診断のオプションで受けた
乳がん検診(超音波)で引っかかり

祖母と伯母が乳がんだったことを知り

大きな病院で受けた精密検査では
1度目はグレー
2度目の結果は親と聞きにくるように言われ

診断をしている先生の顔つき
カルテを見る看護師さんの表情
検査の結果を待つ間の不安・ストレス
「これで美保ががんだったら、
 きっとじーちゃんが悲しむね」と
妻と娘のみならず孫娘まで
がんかもしれない祖父を思う気持ち

生きること
死ぬこと
家族
友人
パートナー
仕事
お金
子どもを産むこと
本当にいろいろ考えた

そして何より
結構な頻度で
生きるのしんどいなー
と思ってたけど
こんなにも生きたい自分
への驚き


結果
良性の腫瘍ちゃん
だった


今なら、もしがんだったとしても
面白おかしく生きていく気概はあるのですが。

もう、ひととおり味わったので。

それから毎年まじめに
検査を受けるようにしています。

わたしの腫瘍ちゃんは
超音波でよくわかるタイプのようで
それまでもずっと
超音波で検査を受けていたのですが

「1回はマンモグラフィも
 受けた方がいいよ~」
と先生から昨年お達しを受け

本日満を持して
人生初めて
マンモグラフィを
受けたわけであります。

結論からいうと、

思ったより
全然痛くなかった!


とにかく痛い、痛いと
噂に聞いていたので
よっぽどびびっていたのでしょう

撮影中も
力を抜くように
何度も言われました・・・

マシンがくるくる動いて
ハイテクでした(←語彙力)

そのあと超音波を受けながら。
先生の表情と
画面に映っている画像を見ながら。
毎年この1日だけは

わたし、もしかしたら
死ぬのかな

とぼんやり考えます。
変な汗をかきます。
ちょっと涙ぐみます。

いや、いつかは
旅立つんだけどね。

でも

もし、良性の腫瘍ちゃんが
悪性になっていたとしても。

もし、わたしが抵抗するのを
諦めても。

わたしの家族や友達が
諦めてくれなさそう。

と思ったら、不意に
笑えてきちゃって
あったかい気持ちになって

「今年も
 問題ありませんでしたよー」
の一言に心からほっとして

あぁ、生きてる。
今日もまだ、生きてる。

と深く実感する
そんな1日でございました。

今日は普通の健康診断も受けて
1日でこんなにたくさんの人に
上半身を晒すことなんて
めったにないので
なんだか開放的な気持ちです。笑

視力あがってた!←

美保



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