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世界政府に近づいた帝国

陸の覇者「モンゴル帝国」(13世紀)、海の覇者「イギリス帝国」(20世紀初頭)、この時間を隔てた2つの帝国は世界面積の22%を超えた領土を手中にした。

モンゴル帝国はその占領地を、血縁で統治する4つの領域に分割した。世襲を基本とすると、その領土は散り散りになった。また、日本やベトナムといった海上戦力が必要となる島嶼部で敗北し、拡大の限界点となったように思う。

一方、イギリス帝国もヨーロッパ大陸の戦争に巻き込まれ、その地位を失う事になった。

世界大戦を経て、他国を併合して大きくなった国は無く、民族自決の名のものとに分割方向に向かっていってるように思う。それは21世紀になっても、続いてる。

この流れを逆にするモーメントを起こす要因をSFできるだろうか?

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