鬱とADHDと就活

 最近少しずつ話題になっているADHD。細かいことは専門の方に聞いてください。当事者として、だれにも言えないことをここに置いておきます。服薬の感想なども書いていく予定なので、実感を知りたい方がいつか見つけてくれればいいなと思います。

 私は都内の私大に通う女子大生です。22年卒予定で、就活も始めました。

 自分がADHDであるとわかったのは、19年の冬。いわゆる当たり前のことができない自分に気づき、藁にもすがる思いで精神科を受診。不注意優勢型で、結構強めの傾向を持っています。多動は不注意ほどではないですが、同じく強めの傾向ありでした。多動については自覚症状が無かったため少し驚きましたが、100分の講義が耐えられなく席を立って校舎を散歩したり、不要なのにお手洗いに寄ってみたりと、確かに多動気味でした。もちろん妄想癖は強くあるので、いつも何か考えています。

 そんなこんなしているうちに鬱を発症しました。二次障害の典型です。薬事療法により一時は回復したものの、最近再発しました。これは結構こたえます。初めての鬱と再発の鬱とでは、お薬は少し様子が違うので、そこらへんも書いていきたいです。先走って少し書くと、再発では初回に比べ衝動性が強く出るようになりました。パニックと一緒に現れるので、発作が起きた時は過呼吸になりながらもう死ぬしかない、などと本気で思い込んでいます。とはいえ、なんだかんだで耐えられている現時点です。

 これは暗くならずに読んで欲しいのですが、自殺の手段として絞首はとても有効だそうです。窒息できるよううまいことロープとフェイスをセットできれば、7秒で気を失い酸欠そのままにして終止符が打てるそうです。もっと苦しむものかと勘違いしていましたが、案外苦しみは少ないとのこと。これは推奨ではありません。簡単に死ねるんだと思ったら、切り札として持っておけます。自分だけの最強のカードを忍ばせていれば、人間大きく出られるわけです。ここに書いたことはそんな使い方をして欲しいです。だってこれみて死んじゃったら、他人でも悲しいし。私は7秒の切り札を隠し持ってなんとか生きています。


 そして最後に就活の話。このまま行ければ22年卒です。そろぼち就活も始めました。身バレ怖いので業界書きません。いずれ書くかもだけど。笑 まあ、鬱とADHDがあって手いっぱいになってる今、こんなんで社会に出られるのかという不安が強いです。でも、鬱になる前はちゃんと自分なりに対処はしてきたし、コーピングもたくさんしてきました。ガッツだけはあるつもりなので、元の力が出せればのらりくらりやっていけることもないのかな、と淡い期待をしています。

 繰り返しになりますが、私はいつ死んでもいいように生きています。死ねない理由は、自分の死が家族や周りの人間を、少なからず一定期間は不幸にすることがみえているから。愛している人を悲しませたくないので生きることをやめられていません。でも、本心ではいますぐに死んでしまいたいです。次にパニックの発作が出たら、勢いで切り札を使ってしまうかもしれない。それが一番怖い。けど、もしそうなっても、誰かがこのページをたまたま見つけて、私の体験を通して何か得てくださるならいいなと切に願うのです。与えられてきたのに、何も返さないことへの罪悪感払拭作戦です。これから少しずついろんなことを書いていきたいと思います。

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