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零細法人確定申告メモ

12月決算の弊法人の申告が終わったという連絡が来たので一連の流れなどを残しておきたいと思います。

eTaxのインストール
環境によると思うが、自分の場合はインストーラーが構成中で停止。NTAのホームページの方法では解決ならず。またアンインストールもできずに詰んだかと思った。
結論としてはe-Taxを強制削除しWindowsをセーフモードで起動することでインストールは成功。強制削除とセーフモードで起動する方法は以下参照。
e-Taxソフトの強制削除|パソコンのトラブル・疑問解決 (seesaa.net)
[Windows10] セーフモードで起動する方法 (otsuka-shokai.co.jp)

電子証明書
どれでもいいのかもしれないが、法務局の電子証明書を取得。しかし申請ファイルの作成のためにソフトをインストール、申請のために別のソフトをインストール。こんなもんWEB画面から申請で良いと思いますが、なんでどうせ数回しか使わない申請のためのソフトなんかを入れさせ、そのためのIDを申請させるとか意味不明。そしてインストールが必ずしも上手く行かないとか頭おかしい仕様。この辺の行政手続きの電子化は諸外国はどうなってるのか知りたいところ。実際のところ電子証明やeTaxごときのセキュリティをガチガチにする意味はそれほどないような気もします。

https://www.moj.go.jp/content/001344480.pdf

ちなみに法務局のサイトなど休日には当然のようにオフラインになります。電子証明書の申請のためのソフトを入れさせてその申請のための電子証明(マイナンバーカード可能)が要るというなかなかのセキュリティなんですが、電子証明書は紙で出したほうが早かったですw 電子申請のほうは結局返信は無かったのだがどういうことでしょうか。税務署に行けばその場で回答をもらえるので30分くらいです。

確定申告
さて肝心の法人税・地方税申告書の作成ですが、1)税理士法人に頼む 2)自分でやるの2択です。1の場合は毎月の顧問料(という名の予約料)と申告書の作成で年間20~30万くらいでしょうか。私の場合は仕訳の入力自体は自分で行っているので多分安かったのだと思います。しかしながら、税理士の性格もあるのでしょうが、ほぼすべての仕訳に質問が大量に来て一時はどうしようかと思いました。あまりにも税理士からの質問が多く、納税金額のめども立たなかったので最悪自分でやろうかなって思って自分で申告することも検討してみました
2については最終的には使わなかったのですが全力法人税というサービスがよさそうでした。私は弥生会計でやってますが、必要なデータを取り込んでチュートリアルにこたえる形で2時間くらいで申告書は作成可能でした(決算自体は終わってる必要がある)。そこから課金(2万円くらい)したら申告書は出せるでしょうね。

この辺は考え方なのですが、税理士を使ってそれなりのコミュニケーションコストと顧問料を費やして決算報告書の作成をするのか、ある程度間違ってることも織り込み済みで自分で決算書を作成するのとどちらがいいのかは難しいところです。個人的には個人レベルの零細企業であればまずは期日通りに申告して納税して間違っててたら修正するスタンスでいい様に思います。別に間違っても殺されるわけじゃないですので・・・

しかしながら、私は法人を単なる不動産賃貸やコンサル()で終わらせるつもりはないんですよね。お金儲けだけならば経費に困るくらい効率はいいですが面白くない。不動産投資はあくまでも心理的安全性のセーフティ用キャッシュフローを確保するためですし、コンサルタントも資金作りに効率がいいからであって、コンサルや不動産投資みたいなのは今年中に卒業したいところではありますね。また、自力での確定申告よりも税理士に作成してもらった方が社会的には信用はあるかもしれません。これが将来の資金調達に活きるかはわかりませんが・・・

そんなわけで「法人」をどのようにしたいのかということも踏まえて、自力でやるのか専門家を頼るのかを考えてみるというのもいいのではないかと思います。一人で全部できますが、どこかで壁にぶつかるんじゃないかと思いますし、一方で一人でやったほうが気楽でリスクがないという考え方もあるかもしれません。


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