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【フィレンツェで話題の新スポット】ジュンティ・オデオン(旧オデオン劇場)

2023年11月4日(土)にジュンティ・オデオンとしてリニューアルオープンした旧オデオン劇場。

最初にざっくりと歴史を説明させていただくと…
1457年にStrozzi (ストロッツィ)家のために建設されたPalazzo Strozzino(パラッツォ・ストロッツィーノ)が、1890年に買収されホテルとして生まれ変わります。さらに第一次世界大戦後には劇場へと造り替えられ、コンサートホールや映画館として使われてきました。
※参照した地元紙「Firenze Today」の記事はこちら

そんな長い歴史を誇る建物が今回、リニューアルされたのです。早速足を運んでみました。

Giunti Odeon Libreria e Cinema/ ジュンティ・オデオン
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夜9時以降は映画館に様変わりしますが、日中は本屋さんです。
カフェ兼レストラン(Cafe Odeon)も併設されています。
▶カフェの公式サイトはこちらをクリック

それぞれの営業時間は以下のとおり。
本屋 / 09:30~00:00
Cafe Odeon / 08:30~00:00
映画館 / 21:00~00:00

では早速、行ってみましょう♪

外観には、"Libreria"(本屋)の文字も。
エントランス入ってすぐ、ずらりと並んだ本がお出迎え。
タイル張りの床は、昔のまま。
エントランス入って右手には、エレベーターも。
本のデザインでかわいい♡
1階の本屋スペース①
2列分だけイスが残っています
1階の本屋スペース②
2階は映画鑑賞用シートで埋め尽くされています。
日中は仕事や勉強、読書、休憩などに利用可能。
3階にもテーブルやイスがあります。
装飾のすばらしい柱は昔のまま。
美しい天井✨

無料Wi-Fiもあるので、ゆったりと休憩したり、勉強や仕事や読書にいそしむのに最適なスポットです。場所もチェントロ(旧市街)のど真ん中でアクセス抜群なので、ぜひ寄ってみてください。

家に帰り、マンマ(正式にはスオーチェラ、義母ですが)に写真を見せながら話をすると、スクリーン上部の文字に注目するように言われました。
こちらもずっと昔から(恐らく劇場に変わった頃から?)あるそうです。

Chi vuol essere lieto, sia:
di doman non c'è certezza

直訳すると「幸せになりたい人は、そうあれ。明日については何も確実なことは言えないのだから。」
つまり「明日何が起きるかは誰にも分からない。だから今を楽しむべきだ。」という意味です。ラテン語の carpe diem(カルペ・ディエム)と同じく、今を生きる大切さを訴えています。
※参照したイタリア語のサイトはこちらです

ああ、これだからイタリアって最高、と思ってしまいました。

夜に映画も見に行ってみたいと思っているので、その時はまた写真を撮って note に書きます!
お楽しみに~✨

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