セクキャバNG

20代の頃、年にに5回はキャバクラに行っていた。

ほとんどが友人などの付き合いだったし、記憶もあいまいなのだが、キャバクラ自体は嫌いではなかった。

むしろ好きだった。

俺がよく行っていたのはセクキャバで、キャバ嬢とのキスやお触りはOKというギリギリを攻めたキャバクラであった。

店内には爆音でユーロビートが鳴り響き、顔面偏差値55以上の女の子がランジェリーに身をつつみ接待してくれる。

タイミングによっては出会って数秒でキスをする時もある。かわいい女の子と濃厚なキスを交わし体中触り、おっぱいを舐める。

今考えたら恐ろしいくらいの濃厚接触である。

2020年4月現在、新型コロナウイルスの感染が都市部を中心に広がっているが、セクキャバはウイルスにとっては格好の感染源となるなと思った。

もちろんこの時期にセクキャバはNGである。

行ったなんてばれた日には世間の風当たりは厳しいだろうし、家庭を持っているお父さんなんかは離婚問題まで発展するだろう。

感染経路不明という文字を見たらどうしてもセクキャバを思い起こす今日このごろである。

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