#2 コメダ珈琲店の魅力

コメダ珈琲店でのアルバイトを始めてからコメダがお気に入りの場所となった。その魅力について考察していく。

居心地のよい空間

コメダの最大の特徴、そして魅力は居心地のよい空間の提供である。
これは客として利用する中で感じることであると同時に、お店のコンセプトである。“くつろぐ、いちばんいいところ”をスローガンのように銘打っており、ホームページには下記のような文言がある。

誰もがくつろげる
「街のリビングルーム」
でありたい。
いつものあなたに戻れる場所。

席ごとを敷居で囲い、他者の目線や声を気にすることなく快適に過ごすことができる。カウンター席を含めて、すべての席が広い。作業を目的としていないが、作業のしやすさがピカイチだ。友達と行くのにも打ってつけだろう。天井の高さやライトの色など、隅々に居心地へのこだわりを感じさせる。

スターバックスコーヒーがサードプレイス、自宅と学校/職場に次ぐ第三の居場所を客に提供しているのと似ている印象だ。しかし、同じように空間を売りにしていても、雰囲気は全然違うのが面白い。

空間にお金を払う

珈琲や食事にもこだわりがあるのだから、少々無礼な発言かもしれない。しかし、コメダは単価が高いのもまた事実。加えて、土地によってコーヒーの値段が違うのも空間、場所代が含まれている証拠といえるのではないだろうか。

コーヒーが大体のところは560円ほど、渋谷など都心に出ると700円する。ドトールはコーヒーが(私の知る限り均一で)300円ほどで買えるのに比べると倍近くかかる。

しかし、過ごしやすい店内、コンセントやWi-Fiの使える環境を考えると目的によってはコメダ一択だ。ドトールは短い時間をつぶすのにうってつけかもしれないが長居はしにくい。

ファミレスっぽさ

実はコメダで働くまでコメダがカフェに分類されることを知らなかった。街道沿いにあるポツンと立っていることや食事のイメージが強いことからファミレスであると思っていた。しかし、コメダとしては「珈琲所 コメダ珈琲店」と二度も珈琲を名前に出すくらいには珈琲を売りにしたいようだ。

しかし、他のカフェよりも食事メニューにこだわっているのは明らかだ。なんせ種類が豊富だ。

売上のための戦略?

食事メニュー豊富であること、多くが単価の高いアメリカンサイズなのは、コメダの戦略の一つなのかもしれない。

単価が高いとはいえ、コメダとしてはコーヒー一杯で長時間滞在されては割に合わない。そこで、長居していてお腹が空いてきたお客さんが食事を頼むようにドリンクだけではなく食事メニューを充実させているのではないだろうか。

食事の単価が高いのはコーヒー同様場所代であり、回転率の低さというデメリットを解消するためのものなのではないだろうか。

食へのこだわり

コメダではアイスコーヒーを使用したドリンクは甘いが標準、一部フードでからしマヨネーズを使用しておりそれが標準などいくつかメニューにこだわりがあるようだ。甘味を入れるか抜くかを選べる、からし入りか抜きを選べるのではなく、あくまで”抜いてもらうこともできる”というスタンス。

ちなみにコーヒーが最初から甘い理由は、ガムシロップを後から入れると、コーヒーの味が損なわれるからだとか。

個人的にコメダのアイスコーヒーはすごく好きだ。後からシロップを追加するのではなくもともと甘味が入っていることでブラックコーヒーの苦みが打ち消される。お子様舌の私にもコーヒーが楽しめるのは大きな魅力である。

モーニングのサービス

コメダの魅力としてモーニングのサービスが挙げられる。ドリンクを一つ頼むと無料でモーニングがついてくるというサービスだ。560円でコーヒー、パンにゆでたまご等がついてくると考えると非常にお得である。

どうやらこれはコメダ特有ではなく、コメダの生まれの地である名古屋の文化らしい。そんな文化についての記事が下記。

フランチャイズチェーンの経営

これは魅力にあたるのかはわからないが、一つコメダ珈琲店の特徴であるといえる。コメダやドトールはフランチャイズだが、スタバはフランチャイズではない。これによりどのような差があるのか、気になるところだ。

バイトの一人言だが、フランチャイズだと全国の店舗で社割が使えないのはデメリットだ。スタバでバイトしている友達が社割を利用しているのを見るとうらやましくなってしまう。

そんなことはさておき、フランチャイズのメリットデメリット等は下記を参照。


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