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この国は本気で子どもたちを守る覚悟があるのか

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子供たちに対して、親、学校、保育所がまずやるべきことは、一回の食事で最低でも咀嚼回数1000回を指導することである。人間には唾液に含まれるIgA抗体という「弱い弱い弱い」粘液抗体を産生する力がある。

ヒトの生体は、粘膜で感染が起きれば粘膜に抗体が分泌され、人体内部で感染が起きれば内部で抗体が作られる。粘膜と内部の抗体は文字通りクラスが異なる。コロナワクチンは、筋肉注射を通じて投与される。粘膜免疫の進行過程をすっ飛ばして、人体の内部に抗原を直に入れるのだ。この場合、人体の内部を循環する抗体は効率的に作られるが、粘膜抗体は分泌されない。

粘膜は人体の外部であるため、粘膜環境に特化した抗体が分泌されウイルスを中和する。精巧で効率的なIgA抗体は、感染が起こった位置に防御力を集中させることが出来る。その最大特徴は、「弱い、弱い、弱い」抗体であることである。だが、それは決して「弱み」ではなく、トレーニングによりその「力価」を調整出来るということであり、抗体や免疫は「力価」が強ければいいという問題ではなく、その質とバランスが最も重要な与件なのである。

コロナワクチンが科学的に正しいということは、「今のところはまだ反証されずに残っている仮説」に過ぎない。大人たちはそのリスクを自己の責任において選択することが出来るが、子供たちにそんな高次な判断ができるはずがない。もちろん、ワクチンそのものの存在を全否定するわけではなく、メリット・デメリットのリスク評価についても一定の理解は示すが、問題はその順番である。

「よく噛んで食べなさい」という、ありきたりのスローガンではなく、大人たちは、具体的なメソッドを提示する必要がある。1000回の咀嚼を可能にするためには、何をどうように食べるか、そのための食材、食べ方、時間(1時間程度必要)などの処方(プログラム)を作成し、子供たちに教えるのが大人たちの使命である。

この「弱い、弱い、弱い」抗体は、持続的なトレーニング(ブースターイーツ)により、その「力価」は劇的に向上する。もちろん、全てのを排除することはできないが、抗体をすり抜けてきたウイルスに対しては、マクロファージなどの自然免疫の生体防御機構が立ち向かう。これは、科学者の「形式知」ではなく、多くの先人が体験して感受してきた、人類の智慧、つまり「暗黙知」であり、決して科学者の「仮説」ではなく、結果にコミットした命題の帰結なのである。

もちろん、これで子供たち100人いれば、100人を救えるわけではないが、おそらく97人は救うことが出来る。残り3人を救うのは、医療の仕事であり、社会の使命である。まずは、大人たちが範を示すことが重要である。

私は60歳を超えた高齢者で基礎疾患も抱えている。ワクチン接種は受けず、ゲンマイドトキシンを主に、この2年間会食などは一切行わず、不織布マスクで移動は自転車で、公共交通機関も利用しない、だが仕事は堂々と行っている。高用量のウイルス曝露は避けるが、過度なアルコール消毒などは行わず、適量の自然曝露により自己抗体や免疫の持続的なエピジェネテティクスを目指している。

私たちは子供たちについては、ゲンマイドトキシンの効能効用を持ち出す必要もない。咀嚼による唾液内のIgA抗体のトレーニングで十分だと考える。
そもそも、よく噛んで食べることに何か問題はあるか?お金もかからないし、健康被害もない。子供たちには、強い「胸腺」が存在し、そのT細胞だけでもこの程度のウイルスであればほとんどの子供は打ち勝つことが出来る。

子供たちの「免疫」は、大人たちの「生活習慣病免疫」とは、その「力価」、「質価」において全く次元が異なる。わざわざ、周辺の自己細胞まで破壊するような、強力な「地雷」を埋め込む必要など全くない。ワクチンだけではなく、コロナ対策に、効果な薬も、サプリメントも、施術も、宗教も全く必要としない。お金のかかるものは全て「偽物」であるということを強く認識する必要がある。

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