見出し画像

大阪は新型コロナウイルス終息に向けて、日本の首都として、「いのち輝く未来社会のデザイン」〜「免疫立国」宣言を行う。

画像1

大阪は新型コロナウイルス終息に向けて、日本の首都として、「いのち輝く未来社会のデザイン」〜「免疫立国」宣言を行う。

「免疫立国」日本。ーこれから、大阪で始まる物語。                           『大阪は未来社会の実験場』〜大阪の出口戦略とは                             「免疫」はいのちと経済をつなぐ「要」である。そして、「免疫」とは、一つは食料の生産に、もう一つは健康にまたがるスペクトルである。


画像4


「いのち輝く未来社会のデザイン」
食物由来での免疫訓練による、免疫クラスタというパブリックの形成



今回のコロナ危機について、大阪、いやコロナ以降の人類社会はどのようになるか、パンデミックが収まった後も以前と同じような文明の経済社会が元に戻るとは思えない。

新型コロナウイルスについては、疫学、生物学的領域に留まらず、全体的社会的現象のフェーズに突入している。全体的社会的現象とは、社会集団の法的、倫理的、審美的、政治的、経済的な側面が一気に表れる現象で、いずれか1つには還元できないということである。

大阪が次にすべきことは、飲食店の段階的自粛解除である。酒、ステーキ、焼肉、カラオケなどを除き、まず最初は、めしや、食堂、うどん・そば店から、そして、カフェなどの軽飲食へ段階的に自粛解除を行なっていく。

その際のベーシックなるのが「免疫」についてである。「免疫」はいのちと経済をつなぐ「要」である。つまり、「免疫」とは、一つは食料の生産に、もう一つは健康にまたがるスペクトルである。

大阪には、素晴らしき高度な免疫学があり、そして、素晴らしい飲食文化が存在する。つまり、コロナ危機での、大阪における行政アートのテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」である。OSAKA,KANSAI EXPO 2025は、すでに始まっている。

今後大阪では、感染クラスタ対策と免疫クラスタの形成を同時進行で展開していく。当然、前者は行政の手によるものだが、後者は民間主体で展開されていく。

免疫クラスタというオルタナティブなパブリックの実現に必要なのは、行政の拡張と市民権の拡張による協働である。それは公共性概念の転換であり、世界中で、形式的な公共性から、実質的な公共性への転換が展開されることになる。
大阪の行政におけるレゾンデートルとは、存在に依拠し、存在を変容させ、存在を生産し、存在を再生産する実践のことである。行政がコンセプトだけ出して、パブリックというコンセクエンスを作らないのは卑怯だ、行政にとってはコンセクエンスが全てなのである。

免疫クラスタについて、原理的な解明をすれば、その答えは、「お肉券」、「お魚券」ではなく、「免疫券」の発想である。政府が大阪のこのプログラムに参加したければ、まずは、人間の「免疫」について深く「自己学習」すべきである。

一部の国の免疫パスポートは、抗体検査に陽性だったとしても再度感染しない証拠はない。大阪ではそういう理路はとらない。科学は一定の概念群を所与としたうえで、概念同士をつなぐ関数を創造する営みである。大阪が提案するのは、免疫クラスタ、免疫コンソーシアム、免疫パスポートによるリレーショナルな統合概念である。

皮肉にも、新型コロナウイルスは、人類の未来にミニマルという選択肢を突きつけた。人間のつながりや、家族、トライブ、共同体のあり方もドラスティックに転換されることになる。パラドキシカルに言えば、正逆転発想で理念や問題意識を共有できる人間を結びつけることができるとも言える。

そして、大阪は新型コロナウイルス終息に向けて、日本の首都として「免疫立国」宣言を行う。

画像2

画像3


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?