見出し画像

大阪の「直接民主制」は、「市民投票 (レファレンダム )」と「市民発議 (イニシアチブ )」という、二つの独自の制度によって実現される。

画像1

大阪の「直接民主制」は、「市民投票 (レファレンダム )」と「市民発議 (イニシアチブ )」という、二つの独自の制度によって実現される。


バウヒュッテ-フォルケホイスコーレ
「蒲生三丁目の家」ー


「市民」が直接発議する。「家」バウヒュッテは発議のためのミニマルの機能を果たす。100年後、大阪では「議会」などいうおかしな制度は消滅している。重要なのは、「市民投票 (レファレンダム )」の結果を受け、市民が直接発議 (イニシアチブ )することである。
つまり、大阪都の誕生は、直接民主主義の幕開けにすべきなのである。


バウヒュッテ・ホイスコーレと従来のタウンミーティングとの違いは、そのアプローチとコンセクエンスにある。もちろん、アドボカシーでもロビー活動でもない。そもそも「代議制」という時代遅れの電話交換手のようなシステムを踏襲しなくても、「発議」はいつでも、どこでも、誰とでも簡単に出来る。
バウヒュッテ-フォルケホイスコー「蒲生三丁目の家」での徹底した「直接民主制」は、「市民投票 (レファレンダム )」と「市民発議 (イニシアチブ )」という、二つの独自の制度によって実現されている。

「大阪都構想」、つまり「大阪4区構想」は、都市の脱構築、つまり、アリストテレス来の、オルタナティブなポリス都市国家の再構築である。 今後の展開においては、政党や行政、学者などではなく、住民主体によるランツゲマンデにより構築されていく。

そもそも、都市の未来を議論するのに「議会」や「選挙」などというおかしな制度を通すから全体が見えなくなる。

そのようなことを考えながら、たとえばプラトンの『饗宴』のような作品を読む時、人間はひょっとしたら思想の表現法に関して、二千年の迷妄の中にいるのではないかというように思われるのである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?