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有名になること=絶対的善ではない


「もっと売れればいいのに」

という言葉

聞くと僕、やや警戒するんですよ...


しがない占い師の自分も時々言われますし(笑)

アーティストさんやクリエイターさんにたいして

聞く言葉でもありますよね。


今はsns時代なので

有名になること=良いこと

とされ、フォロワー数が多いことや
広がっていくことこそ善だと思われています。 

(エンゲージメントやファン層も
最近はポイントかもですが...)

それくらい、広がることは良いことだとされています。


ただ占い師的には


有名になることって、良いことばかりじゃないし
それはそれで、なかなかかなり大変そうだな...
と思ったりしてます



さて、占いの活動をさせていただいて

ありがたいことに

国内外の有名な方に
コソコソとお会いさせていただく機会もあり

いろいろと気づくことがありました


有名になること、いわゆる売れること

に対しての解像度がやや高くなってきた気がするので


noteで記事にしておきますね

おおきく3つに分けて...⇩


売れる身体の器がある
売れるか売れないか、ぱっとみで、けっこう分かる

売れる骨格が何タイプかある
骨格によっては、その人の健康が害されやすい

エンタメの「型」
元からある「型」にハマる人ほど売れやすい傾向。
加えて、かちっと綺麗に時代のニーズに合うか
人の潜在的欲求をどこまで理解できて、応えられるかが問われる。


いちおう、こう書いてみましたが
今、実は時代の過渡期なんですよ

ヒエラルキーの時代から、「個人の時代」になる
と言われているので

今もたくさんのクリエイターさんが活躍していますが
もっと細分化され、様々な人が発信していくことになりそうです。

総クリエイター時代になった時に
この「人気」に対する自論はやや当てはまらなくなるかもしれません

もし「有名になりたいのに!あてはまらねぇ!」
という方がいましたら、気にしないでくださいね

今までの時代の定義の
「広がりやすい、人に認知されやすい」か否かの考察となります

これからたくさん新しい表現のプラットフォームが
できあがると思いますし

表現は様々なやり方があります。

あくまでも

「今の時代のマスに届けやすい人か、否か」

で話していきます ✌︎



まず、 売れる身体の器がある

です。

マスに働きかけていくこと

イコール、定義としては
有名になる、人に知られるということかと思います。


そしてそれは、たくさんの人に自分のことが晒される

ということにも繋がります。


人の視線にどれだけ耐性があるかが
まず売れるか売れないかの第一関門となります。

俳優さんなど、人から見られる職業だけではなく


文章を書く、漫画家さんも

自分の姿こそ晒しませんが

作品を通して
自分の「恥部」を晒しているようなものですよね


いわゆる一般の人って

わざわざそういうことしないんですよ

だって「危ない」から


急に外で、はだかんぼうで、歩いたりしませんよね


でも演者は、裸ん坊の赤ん坊的な
要素を多分に含んでいます。


そりゃ、そんなvulnerable(脆弱)な状態でマスに向かっていって

ケアや防御線がなかったら、

メンタルの病気になったりしちゃいますよ。

ただやはり一般の人に比べて

有名になりやすい人は

視線が大丈夫、全然気にしない
ないしは気持ちいいと思える人

ないしは、それと引き換えにでも

「自分の表現をしたい!」という強い欲求や気の流れがあることが

「売れる器なのか」かと思います。


ぱっとみで有名になる器として、

簡単に見分ける方法としては

「あ、この人、あんま恥ずかしがらん人だ」

ないしは

「あ、ずっと演技してる人だ」

っていう雰囲気で初手はけっこう掴めます。

前者は、本当に人から見られることに恐怖を感じない

あっけらかんとしているタイプ

愛されキャラ、芸人さん、アイドル等

後者は、プライベートは恥ずかしがり屋さんだけど

ずっと演技をすることで自分を保っているようなタイプ

ちょっとダークめな
音楽家や、漫画家、ダンサーさん、俳優さんに多いイメージです

この方達は、視線に耐えられるというか
舞台に立ってる時は違う自分で

私生活は地味だったりする傾向にあります
(実際、普通の時にオーラを「消す」のが得意な気がします。街歩いててもバレないタイプ)


ただ今はテレビ一強の時代ではなくなっているので

どのメディアで広げるのか
その広さや深さ、どこの層にリーチするのかは

人それぞれなのだろうなと思います。

もし有名になりたい!でも怖い...

という方は、自分が安心できるファン層やコミュニティが形成されやすい場で、少しずつ表現をすればいいかなと思います。

せっかく生まれた「表現したい」は
変なアンチに潰されず
大事に育てていきたいものです...


次に

② 売れる骨格が何タイプかある

骨格によって売れやすいか否かがあります

見抜くポイントは

ちょっとぷっくり系か、ガリガリ系です


ぷっくり系にも2種類あって

オペラ歌手のようなぷくぷくふわふわしたタイプは
(太りやすい)
人からの視線にめちゃくちゃ耐えられるし

神々しい印象で人気ななりやすいです

イメージだと渡辺直美さんや江原啓之さんなどです。

次にちょっとごつごつしたぷくぷく系
顔が下ぶくれ系の人たちも、歌がうまかったり

辛い環境を耐え抜く力があるので、エンタメ界には多い気がします

人の気を引くのも上手です。

ビヨンセさんや、Awichさん、藤田ニコルさんなどがイメージにあてはまります。


ガリガリ系はyoutuberさんに多い印象です

体力が少なめなのですが創造力が高く
効率的にバズを生むことが得意です

イメージはyoutuberのヒカルさん、藤井風さん
女性だと、冨永愛さん
という感じでしょうか

色っぽい印象で、異性へのアピール力が高いです


インテリ系の骨格は、まっすぐとした印象のある骨格なのですが(首がまっすぐで特徴的)

エンタメ界だとあんまり有名にならないかなと思います。
(イメージはアナウンサーの方達。エンタメ界にはいるけど、マスに印象を残し、有名になることは少なめですよね)


③ エンタメの「型」

型にハマる人ほど
売れやすい傾向について説明します。

やはりマスに届けるには

「分かりやすさ」「浅さ」が大事になります。

神話なども民衆に届けるために
分かりやすくキャラ設定がありますよね

そんな感じで、「このキャラってこうだよね」

の「このキャラ」に顔も身体も芸風もハマることが

かなり大事になってきます。


例えば、藤井風さんのほっそりとした身体から

スピリチュアルでジャジーな音楽が流れてくるのは

なんだか調和しますよね

きっと歌えるとは思いますが

ごりっごりの演歌だとか、アニソンは歌わなそうだし

歌ったとしても、彼なりの「軽さ」やR&Bっぽさが
のってくるはずです


聴衆は「見たいものを見たい」んですよね


さて、加えて、流行るには

かちっと綺麗に時代のニーズに合うか

も大事になってくるかと思います。


コロナの閉塞的な雰囲気の時に、

ネットで繋がれることが大きな利点となりました

Tiktokerが台頭しましたが

その感度の良さ

人の潜在的欲求をどこまで理解できるか、が

大事になってきます


そしてさらに、

「その大衆の欲求にどこまで応えられるか」

も問われてくると思います。


自分が壊れない程度に、大衆の求めてるものを提供できるのか

DMでさまざまな人から否定的な言葉が直接届く時代です。

期待にあえて応えない
というのもひとつの選択肢かもしれませんし

炎上してでも、名前を広げることを大事にするかもしれません。

どこまでたくさんの人の欲望を喰えるか
養分にできるか、は大事かなと思います。

いずれにせよ、個人的な考えですが

日本はまだまだ心理学が表現の世界に入り込めてないので

メンタルを守る心理士さんは
有名人について欲しいなと思います。


それに、われわれオーディエンス、個人一人ひとりも

メンタルをケアしていくことで
表現者、有名人さんたちと良好な関係を築けるのかなと思ったりもします。

個人が群衆化して暴徒化すると、
なかなか怖いですからね...

これをお読みのあなた、有名になったら
サインくださいね笑!

さて、こんな感じで今回の記事は〆させていたまきます。
お読みいただきありがとうございました✌︎

ヘカテ

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