サブスクリプションにインターネットが必要なワケ
こんにちは。在宅勤務が続いているので、最近運動不足過ぎて、天気のいい日の朝は近所の公園で一人ラジオ体操をしているへべれけです。
ラジオ体操って真剣にやると結構いい運動になるので、同じく運動不足を気にしている方にはおすすめです。
通学途中の中学生の視線を気にしない心の強さも鍛えられます。
さて、前回の記事で顧客との頻繁な接点を実現するにはインターネットが必要だと書いたので、これについてもう少し深堀りしたいと思います。
本題に入る前に、私のnoteでの言葉の定義をば。
・旧来のサブスクリプション=サブスクリプションα(アルファ)
・近年のサブスクリプション=サブスクリプションβ(ベータ)
詳しくは第一回目の記事と二回目の記事の冒頭をお読みください。
ネットなしのサブスクリプションなんてあるの?
うんうん、そうですよね。
インターネットを使っているかどうかだけ言うと、今どきのサービスは何かしらインターネットを使っていますよね。
最近はB2Cだけでなく、B2Bも申込みやお問い合わせのWebサイトを持っているサービスが多くなってきましたしね。
だが、しかし!
そのインターネットの使い方はお客さんのサービスの利用状況を把握できるものですか?
どんな人がどんな場所でどのくらいの時間使ったか、サービスの利用状況から満足度が高そうかどうか推定できますか?
これらの質問に「はい」と答えられるインターネットの使い方が必要なんです。
データがなければサービスを適切に改善できない
では、インターネットの使い方の詳細に…行く前に、前回の記事の復習をしましょう。
前回の記事では、サブスクリプションβについてこんなことを書きました。
サブスクリプションβではいつでも自由にプランやコストを変えられて、顧客の利用状況に合わせてアップグレードや、時にはダウングレードを選択できるようにプランを提案しなければなりません。
このお客さんにピッタリはまるプランがないなぁと思ったら、はまるものを新たに提供するのです。
じゃあ、顧客にはまるプランを作ってみようとなるわけですが、サービス提供者の考えだけでプランを作ると、顧客が欲しているプランに一致する可能性が高くありません。
だったら、顧客の声を聞くためにアンケートを取ろう!となるかもしれませんが、そこから本当に顧客の欲しているものを的確に表す結果が得られるでしょうか。
ヒトって自分が認識している要望しか表現できないし、そもそも言ってることとやってることが違うってことがよくありますよね。
だからインターネット経由で、顧客のサービス利用状況のデータを集めましょう、というのが「サブスクリプションにはインターネットが必要」という主旨です。
利用状況のデータを集めると、(データを読み解くスキルやシステムは別途必要ですが)顧客自身が認識していない潜在的な要望や、言ってることとは違う「本当にやりたいこと」、それに製品としての改善点が表れてくるんですよね。
それらを踏まえてサービスをどんどん改善し、顧客の満足度を高く保つのがサブスクリプションで成功する秘訣です。
データを取ったってサービスを改善できない?
ここまで読んで「ウチのサブスクリプション商材はデータを取っても改善できないな」と感じた方も結構いると思います。
それ、本当にサブスクリプションβですか?
と、具体例を書き始めたところ、めちゃくちゃ長くなりそうでしたので、今回はここで終わりにしたいと思います。
次回は、サブスクリプションと認識されているけど、サブスクリプションβではないビジネスモデルについて書いてみたいと思います。
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