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今日のペナンはインド方面からの風が!

 芝公園のペナンレストランです。
 またまたランチタイムの訪問なので4種類のランチから「今日はどれにしようかな」と考えたところ、カウンター隣席のお客さんを真似て!ランチセット外ながら「ロティチャナイ」を頼んでみました。

¥680 (税抜き)

 薄く、何層にも重ねたパン生地を油を利かせて焼いて、カレー(ペナンレストランでは柔らかい牛肉付きです)を付けて食べる。おやつ感覚でも食べられるような、マレーシアでの定番一品です。
 これはインドカレーに非常に似ていますね(牛肉はもちろん別にして)。マレーシアは、①マレー、②中華、③インド、他の民族で構成された多民族国家です。ロティチャナイは、インド系の人々がマレーシアで開発した料理、ということですが、「チャナイ」が一説ではインドの「チェンナイ」から来る、とも言われる程。

ご参考;

 そんな「多民族国家の食事」の非常に大きな特徴は「融合」なのでしょう。例えばペナンレストランでは、「バクテー」「海南鶏飯」「ホッケンミー」などは明らかな「南洋中華」なのでしょうが、「アッサムラクサ」は中華をベースにした南洋フュージョン、といった感じですし、「ナシレマ」はマレー色が強く、「ロティチャナイ」「カレーライス」はインド系が強し、といった感じです。

 通常マレーシアでのレストランは、「マレー系」「中華系」「インド系」で出される料理も分けられるのでしょうが、ペナンは中心街ジョージタウンは比較的こじんまりとした街で、中心街に3つの性格のレストランが隣り合わせるかのように集結しています。密度高くそれぞれを食べ歩きできるのです。
 しかも、日本の例えばペナンレストランで、「更に密度高く!」それぞれが楽しめる! こんなに贅沢な話はないですよね!!


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