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シンガポール Little India の超ローカルな店探検

 ベトナムからシンガポール入りしたのは、夜の9時前で、シンガポールは入国すっごく早いのですがそれでもMRTで市内のホテルに移動するのに1時間かけて、部屋にチェックインしたのが10時半くらいでした。夜遅い時間にあまり食べないほうがいいのですが、お腹すいたし、何といっても「カレー探求の旅」のため、LIttle India に宿を取ったのですし(シンガポールは特にホテルが高いし、得意のHOSTELです)、聖地であるところのテッカセンターに行ってみようと、20分弱を歩くことにしました。
 残念ながらテッカセンターは既に閉まっていたのですが、あのエリアはかなり広くが「インド」ですし、開いている店も結構あって、目についた店に入り、ムルタバを注文しました。

 ムルタバは、よく呼ばれるのは「ムスリムのお好み焼」で、まあいわゆる粉もので、プレーンの「プラタ」の中に、玉ねぎと肉(私はマトン)を入れて焼き上げたものです。結構ボリューミー。

 まあ普通に美味しかったのですが、周りを見ると、何と!お客さんはすべて明らかなインド系!!極東のニッポンからは単身で、なかなか刺激的な時間でした(かなり日焼けはしていても、海外に出ると店の呼び込み等々大抵日本語で話しかけられるので、やっぱり日本人に見られるのでしょう)

 前稿のMuthu's は観光客を含めて客層はかなり多民族なのですが、翌日訪れたテッカセンターは、ここはここでローカルながらも中国系がかなりいて、「純インド」ではないです。
 それでは、そんな「インド系」にほぼ染まった店の味は?
 深夜でもあったことから、がっつりと重いカレーを食べることはできずに、確信はないのですが、どうもそんなには辛くないような気がしました。 なぜそう思ったかと言うと、何と、壁に貼られたメニューの一角に、ずらりとマレーシア料理が並んでいたからです(一部タイ)。えっ!シンガポールでインド系の聖地で、インド系の人々が純マレーシア料理を食べる?であれば、私のテーマである「融合」の一つの形で大変興味深いのですが、残念ながら不気味に現れた場違いと言ってもいい極東人がいろいろ話しかけても、まともに答えてはもらえませんでした。翌日再度挑戦してみようかと思いましたが、さすがに短い時間ゆえ、これも持ち越しです。。。

 ともあれシンガポールのLittle India シンガポール人口の10%弱を構成するとはいえ、「えっ、こんなにいるの?!」って思わせるほどのインド系の人々に揉まれるかのように入り込むと、なかなか不思議な感覚に陥ります。こんなのも旅の楽しみの一つですね。
 話は前後しますが、ホステルでの宿泊ゆえ、同室の人々と話す機会も多々あります(後で触れますが、話しやすい客が集まるホステルと、空気的に拒否!するかのようなホステルもあってなかなか興味深いです。様々泊まりましたがシンガポールは中間くらい)。あるインド系に「シンガポールではインド料理そんなに辛くないところが多いけれど、それでも大丈夫?」って話しかけたら「大丈夫、大丈夫!」って彼は言っていました。ほんとは「だめだよ!もっとガチにしてくれなきゃあ!!」って誰かは言ってくれるのを期待しているのですが。。

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