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技術士合格までの長い時間(04)

受験願書を発送したら本格的に一次試験対策の勉強です。基本的には過去の問題を解いていくもの。

まず、試験勉強そのものから、かなり長いこと離れていたのでほぼ全ての問題についてまったく分からないというか、こんなの過去に学んだっけ?という劣化というかポンコツのレベルが振り切れるほどで相当酷かった。

一応、自分では得意と思っていた電気電子部門を選択したのですが、日本技術士会のウェブサイトにある過去問題の中に専門の問題の一つに対戦ピラミッドの変形版に似た形に接続された抵抗の合成抵抗値求める問題がありました。
えーと、何というかアタマが動かない。よく言われる頭の中が真っ白になりました状態。こういうのが何問も出てきたので、三年ぐらいかけてまずは一次試験をクリアしようと長期戦計画に気持ちが変わっていきました。ちょうど、一次試験の試験内容というか科目構成が変更になったばかりだったので、実は過去問題はあまり参考にならないと予想していた事もあります。

一年目の試験結果は合格判定基準(50%以上の正解率)の半分、つまり25%に届かないレベルでした。二年目も似たような結果だったので、そのあとの二年間は試験を受験しませんでした。この間は全く勉強しなかったのではなく出題問題の解き方の解説がある専門誌の記事を探しまくっていました。少し前に何冊か購入した技術士一次試験問題解説集は、ほとんどと言っていいほど解説が十分では無かった。

色々探してやっと見つけたのが、雑誌オームの12月号と1月号。12月号には基礎科目と適性科目の解説が、1月号には専門科目の解説が掲載されていた。もしやと思って会社の図書館の雑誌コーナーに雑誌オームがありました。また、バックナンバーも5年分くらいあるのも見つけました。解説のページをコピーして、スキャナーで読み込んでpdf化して自分のipadに保存して集めていきました。



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