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あなたのその価値、ちゃんと受け止めてもらえるよ。


こんにちは☆

''12年間風俗嬢の経歴を持つ心理カウンセラー''
れいちぇるです♪


歌手の槇原敬之さんの保釈のニュースを見ながら、
どんなことがあっても、何が事実でも、
マッキーの曲が ''いい曲'' であることは世の中にとって言い逃れのできない事実だなー。と思いながら記事を書いています!笑

さてさて、今日は風俗嬢が風俗経験を他の人に「言うか言わないか問題」
について考えていきたいと思います。


結論から言うと、
私自身は「言わない」を選択してきていて、今も「言わない」の方を貫いています。


私が私を「風俗嬢だった。」と開示しているのはここnoteだけです。

これからの社会生活で、仕事はもちろん、プライベートの人間も含め、「言わない」を選択することを私がおすすめする理由について話します。


普段生きていて、
人はいろんなバイアスを持って物事を見ているんです。

一言で言うと「偏見」とか「イメージ」です。


人は、自分の価値感を通して人を判断してしまうようにできているんですね。
その価値感は、
その人の経験や性格から作られていくわけなので、同じものを見ても全く違う感想が出てきたりもします。


例えばものすごく混んでいる駅のホームで肩がぶつかったとして、

「今の絶対わざとだ!ぶつかってきやがって!(舌打ち)」
と思う人もいるし、

「ぶつかっちゃった」以上。
な人もいます。


前者は典型的な
「敵意帰属バイアス」という、
''相手の行動を故意(敵意)として受け取ってしまう'' 傾向です。


実際には、
ただ人混みのホームの中で物理的に肩がぶつかりやすい環境で、肩がぶつかってしまった。という''事実''。
にも関わらず、
肩がぶつかる=わざと(敵意、故意だ)と受け取ってしまうバイアスが一定数の人にはかかってしまいます。


風俗嬢も、
いつもより接客人数が多かった。
自分の苦手なタイプのお客さんに当たった。
なんていう出勤帰りの心身共に疲れきった状態だと自分にイラッとさせることの全てが敵意に感じることってありますよね。笑


敵意帰属バイアスのように、
極端なバイアス(偏った認知)以外にも、世の中にはたくさんのバイアス(偏見)があり、
私たちもそのバイアスを持って人を判断し、生きています。


例えば
医者=信頼できそう
投資家=だまされそう…
エステティシャン=綺麗好きそう
弁護士=堅苦しそう
とび職人=がさつそう


完全なるバイアスで心からすみません!!ってかんじなのですが…


こんなふうに職業からのイメージをつらつらと書けるということは、私自身バイアスを通して人を色付けしているんですね。


実際には、
医者の中には医師免許を悪用してお金を稼ぐ人もいるし、
投資家が人を騙しそうというのもマルチ商法などからの悪いイメージ。
純粋な投資は経済をまわす為にも自分の知識や資産形成のためにもめちゃくちゃいいことです☆


エステティシャンでも家に帰れば部屋が散らかっている人もいるだろうし、
弁護士にも陽気でいわゆるお笑いキャラな人はいるでしょう。

とび職人さんは普段のお仕事着こそ職務上どうしても汚れるでしょうが、家は超絶キレイで服は完璧に畳まないと気が済まない!という几帳面タイプの人だっていると思います。



最初のイメージ(バイアス)というのは、

私のめちゃくちゃ短い人生の中で、

めちゃくちゃ浅い経験の中で、

めちゃくちゃ少ない統計から出した、

社会的根拠のないイメージです。


でもみーーんな、
はじめにも言った通り、
このバイアスを持って生きているんです。

逆にバイアスを ''持たれて'' 生きているとも言えます。


風俗嬢はどんなバイアス(偏見)を持たれて生きているのでしょうか。


イメージしてみてください。
自分がどんなイメージを持たれているか。


私自身、
風俗嬢の世の中が持つイメージは決して
''良いイメージ'' とは少し遠いと思っています。


人は
○''良いイメージ''を
信頼できる。価値がある。ものとし、
○''悪いイメージ''を
不信。価値が低い。とする傾向があります。


風俗嬢が良いイメージではない、

=悪いイメージならば、

不信感を持たれ、

価値を低く見積もられてしまうということになります。


ひどい!とかむかつく!とかの
感情は置いておいて、
客観的にはそうだよね。ってことを私たちは理解しなければなりません。


だから私たちは一歩お店から出たら、

風俗嬢の仮面は脱ぐべきです。

風俗嬢であることは言わないべきです。

理由はただひとつ。


「あなたの信頼度と、価値は正しく判断されるべき。」

だからです。


もしあなたがお友達に
''風俗嬢だから'' を理由に、
''テキトーに扱っても良い人間'' と思われたらたまったもんじゃないし、

仕事だったらもっと大変。
風俗嬢の経歴を知った瞬間、努力して得た自分の仕事の価値を低く見積もらたら、いやいやちょっと待ってよ…となりますよね。


例えばあなたがすごく高い技術を持ったネイリストだとして、素晴らしいネイルを施したとします。
どこからどう見てもネイリストとして一流の技術です。
お客様もすごく感動しています。
そこで風俗嬢の経歴を話したとします。
その瞬間お客様がそのネイルにもつ感動や価値が急に下がりました。
色が突然くすんだわけでも、爪の形が急にいびつになったわけでもないのに。


あり得るのです。

残念ですが、
自分のバイアスは変えられても、
私たちが他人のバイアスを変えることはできません。
世の中の風俗という仕事のバイアスを変えることができないのです。


変更可能なのは自分の行動と感情のみです。


この場面では言わないという行動を選択することが可能です。


このネイリストとお客様との関係でいうと、
もちろんお客様を''だます'' 為ではなく、


ネイリストの価値(自分の技術の価値)を正しく判断してもらう為です


相手にバイアスを除いて自分の価値を判断してもらえるいちばん早い方法です。



私も風俗嬢を経て心理カウンセラーになっているわけですが、
私のカウンセラーとしての来談者さまへの向き合い方は、
自分でいうのもあれですが、
それはそれはものすごく努力をしてきたし、圧倒的に時間を費やしてきたつもりなので、知識や経験はまだまだですが、ある部分では先輩方にも劣らない自負があります。


その自分の強みである現職の技術と、
風俗嬢の過去が一緒になってしまうと、
カウンセリングに来た来談者様にとってカウンセリングに使ったその時間の価値が下がってしまうことになるんですね。
カウンセリングの効果にさえ関わってきます。


両者にメリットがないんです。


ネイリストさんはステキなネイルだと思って帰ってもらった方がいいし、
カウンセラーの私は有効的な時間を過ごして帰ってもらった方がいいですよね。



風俗嬢であったとしても

その他の私たちが努力して得た技術の価値は正しく判断されるべきです。

正しく判断してもらう方法を考えるべきです。

あなたがこれから何か他の職業に就いてみよう!と思った時、

でも風俗やってたし…

なんていう不安や後ろめたさが湧いてきたとしても、

大丈夫です。

その努力の価値は正しく判断してもらえます。

どうぞ決断を疑わずに進んでみてください☆



最後まで読んでくださってありがとうございました♪


読んでくださった方、
スキ!を押してもらえたら、
私の伝えるエネルギーになります☆
よろしくお願いします♪


れいちぇる☆









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