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お礼参り

お礼参りは、祈願してもらった神社にお参りに行って、御札とかをお返ししたらよいものだと思っていたが、そもそもご祈祷の項目にお礼参りってのがあったのでちゃんと社殿でお礼するのが礼儀のようだ。神社によるのかもしれないが、わたしが安産祈願をした亀戸天神はそうだった。

今日、夫が休みだったので娘たちとお礼参りに行き、アリオ亀有に行ってお昼ご飯を食べて、年末恒例のユニクロで夫の消耗品を買い足す、というやつをやってきた。

亀戸天神は長女のときも安産祈願に行き、ちょうどこの時期で、今日も七五三の家族連れと、菊まつりをやっていた。本当はお礼参りもそうだし、次女のお宮参りにも行けていないので、健康祈願でもしてもらおうかな…と思っていたが、赤ちゃんには間が持たないだろうということで、こちらも落ち着いてからにしようという話になった。なので、お参りと、来年出産予定の友人のために安産のお守りを授与してもらって、ついでにおみくじを引いてきた。東郷神社とは違って、なんだかいいことが書いてあったので、いいことがあるといいな。菊も、大切に育てられたんだろうなというものがたくさん飾ってあって、見たことのないような菊もあった。星みたいなやつとか。

なんで亀戸天神なの?と聞かれることがあったが、家から近いというのと、かの有名な水天宮に行くよりはいいかな、という捻くれ者思考からだ。大体の人が水天宮に行くので、そのぶん順調でないお産も多かろう、という気持ち。結果的に後から調べたら、亀戸天神に祀られている菅原道真公は子沢山だったことから、子宝・安産にもご利益があるらしく、目的には合っていた。実際、帝王切開だったが、術後の身体に大きな問題もなく、子どもたちも元気に育っているのでご利益はあると思う。

長女がお腹の中にいたときも、次女がそうだったときも安産祈願をしてもらい、実際に元気に生まれてきて、その子どもたちと同じ場所に行くというのがなんだか不思議な感じがする。今や長女は喋るし、自己主張もするし、だんだん子どもというより、ひとりの人間として接する機会が増えてきているように思う。大変なこともたくさんあるけど、ありがたいことだ。

お参りのあとは、銚子丸に久々に行ってお寿司をもりもり食べる長女と夫を眺め、ユニクロで夫とおそろいのダウンパーカーを買ったりした。恥ずかしながらダウンと呼ばれるものを買ったのは人生初。どのくらい暖かいのか、楽しみだ。

寒い季節が終わって春が来たら、ちゃんとお礼参りをしようと思う。それで船橋屋でくず餅でも買って帰ろうかな。桜が咲いていたら、錦糸町まで足を伸ばすのもいいな。

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