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愛おしいものたちについて 2

昨日から始めたnote、読んでスキを押してくれるひとが居てすごく嬉しい。ありがとうございます。

今日は平成仮面ライダーの話をする。私と平成仮面ライダーの出会いは17年前まで遡る。2002年~2003年放送のライダーと言えば仮面ライダー龍騎だ。簡単に説明すると13人居るライダー同士が殺し合い、唯一生き残った勝者がバトルゲームを仕組んだ神崎に望みを叶えてもらうことが出来る。主人公の城戸真司はライダーバトルを止めようとするんだけど、神崎から変身アイテムを受け取ったみんなはそれぞれ切迫した事情があるので、なんだかんだ言いながら戦って死んでいく。

私が龍騎を見たのは東京のライブか舞台を見てから夜行バスで帰ってきて、入浴して一息ついた頃にテレビをつけたのがきっかけだ。一年がかりのストーリーはすでに終盤だったので、よく分からなかったけど、北岡という弁護士が瀕死でその秘書の吾郎がめっちゃ心配しているらしいということは分かった。北岡はライダーで戦い続けるのももう無理っぽい。あぁこれ気になるなーと思った。その後レンタル店で早速序盤のDVDを借りてきて見始めたら面白い。並行して本放送も最終話まで見て、すっかり龍騎の世界にはまってしまったのだった。

元々テレビドラマは好きなんだけど、一年は流石に長いな。そう思ったのに龍騎の後の555、剣、響鬼、カブト、電王、間が空いてディケイドも見た。あと、忘れてはいけないのがクウガだ。クウガは全てレンタル店で借りて見た。終盤はDVDも買って持っている。オタクにとって人生で履修必須の作品だと思っているけど、一年分は流石に長くておすすめしづらい。何しろ約50話あるので。

そんな私が久しぶりに見た平成仮面ライダー、それがオーズだ。東映特撮YouTubeオフィシャルチャンネルで、2019年5月から11月に掛けて無料配信されていたので、ディレクターズカット版も含めて全話見た。約10年前の作品とはいえ東映様太っ腹すぎる。結論から言えば最後のほう、最終話でべしょべしょに泣いた。いい年の大人が。映司とアンクというキャラを愛しすぎてしまったせいだ。子ども向け作品ってだいたい年齢を経てから見ると、幼い頃には理解出来なかったことも分かるようになって、めっちゃ心に刺さると思うんだけど、オーズを見ていたキッズはどうなんだろう。気になる。

これを読んで「大人が子ども向け作品を見るなんて」と馬鹿にしているひとも居るかもしれないけど、クウガとオーズは大人も心揺さぶられる作品だと思う。暇な時にでも思い出して、ぜひ見てみて欲しい。

ここまで読んで頂いてありがとうございます。2020年の目標は「サイゼリヤでエスカルゴを食らう」なので、サポートを頂けるとエスカルゴに一歩近付くことが出来ます。