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レザーコートのリフォーム

これまで、そうとうにいろんな服を着てきた。

ケミカルウォッシュのジーパン、

肩パットの入ったダブルのソフトスーツ、

ちょうちん袖のトレーナー、

ペイズリー柄のシャツ


どうも40代あたりから、流行というより、

シンプルで長く着れそうな服を選ぶことが多くなり、

あまり着ない服がクローゼットの大半を占めていることに気づいた。

片付けようとするも、
輝いていた(?)ころの自分の抜け殻に見えてしまい、

なかなか手放せないでいた。

しかし、このところ時間があるとき

断捨離(だんしゃり)とまでは行かなくても、

オークションに不要品を出品し整理しつつある。

出品していると、当然のように、

他の人が出品しているものも目に留まり、

ミイラ取りがミイラになるというか、

ついアメリカ製のShott(ショット)

社のレザーコートに目が行ってしまった。

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20代のころ、
このブランドの革ジャンを着てバイクに乗り、あちこち走り回っていた。

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90年初頭、革ジャン、革パン、エンジニアブーツ。

総重量で10キロはあったと思う・・・。

昔は携帯電話もなかったから、
所有品は財布と免許入れをウエストポーチに入れるだけ、

雨合羽なんて持たずに、革ジャンを着ていれば、
多少の雨は弾いてくれると思い込んでいた。笑

当時の待ち合わせは、前日に固定電話で打ち合わせ。

この装備は、革が分厚くて、ずしりと重く、

馴染むまでに相当な日数がかかる。


革ジャンを着たまま寝たり、洗濯機に放り込んだり

ニベアを塗りたくったり・・・。


今では、考えられないことをやって、なんとか馴染ませた。


久々にショットが着たくなった。

革ジャンだと、ちょっといかついけど、

ハーフコートなら、大人っぽいし(じゅうぶん大人だが・・・。)

長く着られそう。


状態も良さそうなのでえいやっと落札した。

このコートは、おそらく、「なんでも鑑定団」っぽく見立てると、

「今は、裏地にブランド名のShott(ショット)の文字が入っているのだけど、

こちらは無地なので、おそらく90年台前半のころのものでしょう。

大切になすってください」というところだろう。

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届いてから羽織ってみると

いつもは日本のLサイズでちょうといいのが、

アメリカのLなので、やや大きかった。

しかし古着なので、Mが今後、出回ることは考えられないし、

出てきても、コンディションはもっと良くないかもしれないし、
値段も高いかもしれない。

古着は一期一会のものなのだ。

中にGジャンでも着てバランスを取ろうかと思うが、
まだ、ちょっと大きい感じ。

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ということで、

昭和日常博物館

https://note.com/heavenly_king/n/n046284ad04a9


こちらと同じ愛知県北名古屋市の

バイク用レザーウェア専門店
RSAレザーズさんに
リフォームをお願いする。

RSAレザーズ

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https://www.rsaleathers.com/index.html

〒481-0001
愛知県北名古屋市六ツ師女夫越110
Tel: 0568-25-7830/Fax: 0568-25-7820
Open/9:00-Close/19:00 日曜祭日定休

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オフィスには日産PAO(パオ)のモデルになったルノー4。

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こちらは日産PAO

昔の日産って、

おしゃれだしカッコよかったなあ。


RSAとは?

レーシング・スピリット・アダチの略で
代表の足立様が運営される
オーダーメイドの
レース用ツナギやツーリング用のウェアを得意とされている老舗。


バイク乗りなら、
昭和日常博物館といっしょに訪問するのがオススメ!

いざ たのも~(道場破り?)

※コロナ禍以前に来訪

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RSAさんにて、
袖丈、身幅、肩幅などを微調整。

修理の度合いにもよるが、納期は半年前後。


自社ブランドは、もちろんのこと、
他社の商品のリフォームも承ってくださる。

レザーウェア、バッグもオーダー、塗り替え、修理も可能。

丈夫な材料なので、お手入れさえすれば
ファストファッションよりも長く愛用できる。


遠方からモノを送ることも可能だが、
細かい採寸もあるし、
着る人のサイズ感もあるので
やはり、訪れたほうが良いだろう。

一生に一度は、こちらで、
なにかをお世話になりたかったので
念願がかなった。


このコートは
やはり同じアメリカ製の
レッドウイングのブーツと組み合わせるのがおさまりが良い。

ブーツはレッドウイングのベックマン。

定番中の定番!

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しかし、紐を結んだり、ほどいたりの動作が億劫なので、
ジッパーで簡単にスライドできるジッパーユニットを装着。

ブーツの着脱が容易になった。

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かつてアメリカの消防士さんは、
このように編み上げのブーツに
ジッパーユニットを取り付けていたそうだ。

それにしても、このジッパーユニット、

ガチガチに硬いので

ろうそくを塗って滑りを良くした。

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これで、私のブーツも消防士仕様、
ファイヤーマンブーツカスタム。

そして、純正のインソールも装着。

だいぶ、履き心地が楽になった。

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