イタリアンなのにパキスタン
私は、よくアメリカンな雰囲気のお店で
イタリアンな愛車で乗りつけることで
童話の「スイミー」のような気分を感じているが、
あえて、本家(?)のDUCATI(ドゥカティ)の専門店におじゃましてみた。
ガレージミワさま
岐阜県各務原市川島河田町1404
店内には名車がズラリ!
MHR(マイク・ヘイルウッド・レプリカ)
今のSS(スーパースポーツ)と比べるとズングリしててほのぼのしている。
bimota(ビモータ) db-1
タンクカバーとシート
私が現在、乗っているM1100EVOの始祖である、
M900のカスタム版
CHR(カジバ・ハスクバーナ・レーシング) モンスター
あまりお目にかかれない稀なバイクばかり。
お店は日曜日にアポなしで伺ったのだが、
店内には山下達郎さんのラジオ番組が掛けられていた。
そして、コーヒーを出していただいた。
店主様「何年、乗ってらっしゃるの?」
私「30年ちょいです」
店主様「いやいや、今のバイク」
私「2015年に買ったので、もう6年ほどです」
店主様「なにか困るようなことは?」
私「クラッチが重いですね~」
店主様「そんなことないでしょ」
と、一笑。
たしかに、昔のバイクのクラッチは重かったからなあ。
それに比べたら軽いほう?
店内をグルーっと見渡していると、
なんと、私の人生初のバイクである、
ホンダ JAZZ(ジャズ)が鎮座していた。
うわー 懐かしい。
どんなに、高かったり、速かったりするようなバイクに乗り換えようとも、
人生で初めて所有した乗り物の感激と言ったら比べようもない。
カブ系エンジンをアメリカンスタイルに伸ばしたキックスタートのリトルアメリカン。
懐かしい愛車との再会を堪能していると、
なにやらヘンテコな乗り物がやってきた。
トゥクトゥクという三輪車。
パキスタン製 SAZGAR(サズガル)という。
オートリキシャ
バイクのようなバーハンドルだが、
車のようにバックギア、パーキングブレーキもある。
エンジンはキャブレター式なのに水冷という。
排気量250CC未満で車検なし、車庫証明なし。
雨風しのげる屋根付き
高速道路も乗れちゃう。
なんとも不思議な乗り物。
漫画のドクタースランプ
アラレちゃんに出てきそう!
(作者の鳥山明さんの地元にほど近い。)
そういえばドクタースランプ本編にもバイク乗りの
“オートバイこぞう”という面白キャラがいたっけ。
オートバイこぞうは18巻に登場。
さて、こちらの三輪車は
後輪のバネがゴツゴツするので、
社外品のしっとりするバネに交換してほしいとのこと。
まさかの珍しい乗り物のカスタムという場面に遭遇!
そして、私も、この不思議な乗り物の試運転の
ご相伴に預かった。
なんだか軽トラックの荷台に乗せられているような感覚。
ガタガタゴットン!
痔持ちの人には勧められないかも・・・。
こちらのバイク屋さんは岐阜県といいつつも、目と鼻の先に
国営木曽三川公園 138タワーパークがあり、
タワーまで行くと、こどもが手を振って喜んでいた。
愛知県一宮市光明寺浦崎21-3
こちらの三輪車は
谷汲さまで参拝者の送迎のボランティアをされているのだとか。
後部座席は3名様乗車OK
谷汲山 華厳寺
岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲徳積23
https://www.kankou-gifu.jp/spn/blog/123/
不完全な乗り物ゆえ、
改造されていたり、修理しているかもしれないので
ご乗車の際には予約および確認を取られると良いだろう。
これまでのnoteで書いてきた
山下達郎さん
三輪車(トライク)の試乗
パキスタンのレストラン
いろんなキーワードがミックスされたような体験だった。
ガレージミワさまを後にして、
あらためて138タワーまで行き、
ちょっと一服。
高さ138(いちのみや)メートル!
名物「五平餅」をいただく。
数年前、NHKの朝ドラ「半分、青い。」で脚光を浴びた五平餅。
五平餅は「-〇〇-」のような型もあるが、
やっぱり、この楕円形「-⭖-」が良い。
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