バイクウェアのお手入れ【梅/竹/松】
梅雨も開けて、本格的な猛暑に突入したこともあり、
冬場に着ていた防寒、防水に長けている秋冬用のウェアのメンテナンス。
私の三大バイク関連で面倒なことのひとつ。
①バイクの洗車
②ヘルメットの手洗い洗濯
③ウェアの洗濯
そのラストは、ウェアの洗濯である。
こうしたバイク用のウェアは、バイク乗りたての10代の頃は、
蛍光色で目立つ色調の服ばかりだった。
私本来の性格は人見知りで
集団行動が苦手と自己分析しているが、
ド派手なウェアは、なんだか、パーティ大好き君みたいで、
内面と伴っていないようで、落ち着きがなく感じていた。
それで、なかなか着にくかったのだが、
ここ数年で、落ち着いた色目の物が増えてきたことと、
複雑化する交通事情の中、
「ヒヤリ」とさせられる体験も増えてきたので
転ばぬ先の杖として、
やはり専用ウェアは着た方が良いのかなと
認識を改めることになったのだ。
たとえると、
スキーにジーンズで滑るわけがないし、
野球にスーツで試合するわけがないのと同じ。
お手入れ
~竹編~
秋冬用は、防水機能、
そして、通気性も加味した特殊な素材が使われていることから、
家で洗うときは、ニクワックスというイギリス製の洗剤を使用していた。
LOFTテックウォッシュ(洗剤)
家にある大きめのたるに洗剤を入れて水で薄めて漬け置き、
それを泡が出なくなるまで濯ぐ。
泡切れがなくなったら
ダイレクトWASH-IN(撥水剤)
撥水剤の原液少々に水で薄めた液体に漬け込むこと数時間。
これもまた、撥水剤の白い液体が透明になるまで、何度も濯ぐのだ。
もちろん、バイクウェアのみならず、アウトドアマニアやスノースポーツの愛好家にも知られている洗剤らしい。
気を付けないと、
木工ボンドみたいなにおいが充満することと、
素手で作業すると、手まで防水加工になる。汗
また、洗浄と防水でベタベタになるので、
写真なんて撮る気すら起きない…。
~松編~
そんなめんどくさい作業も、なんと!外注することができる。
その名は「ドロップルーフ」
「ドロップ( 落ちる; 落とす; したたり落ちる; 滴下する)と
「プルーフ(防ぐ、避ける)」の造語。
雨などの滴を避けるという事であろう。
株式会社そらのした 様
★撥水加工専門サービス ドロップルーフ
こちらは“防水”なんて生易しいことは謳わない。
ズバリ!“弾水(だんすい)コーティング”
いくら、防水、透湿にすぐれたゴアテックスであろうと
長く続けることで、防水機能は落ちてきてしまう。
「ゴアテックスだから安心」と過信しすぎてはいけない。
生地に汗やほこりなどが詰まっていくと、防水、防風機能が下がってしまうのだ。
それをリフレッシュする意味でも、数年に一度は、こちらに依頼することは
ウェアを長持ちさせることにもつながるだろう。
弾水の性能の高さに驚かされる!
長く使えば、それだけエコでもあると思われる。
まずは、こちらのサービスにお問い合わせをして、
ジャケットか、パンツを連絡する。
そして見積もりを出していただく。
ハードシェル ジャケット 3,000円×1ヶ(税別)
送料(5,000円以上は無料)700円
料金に納得すると先方に配送。
私がやったことは、インナーの防寒ライナーと
プロテクターを外して配送しただけ。
施工を受けるウェアは、
染みついた目に見えない繊維の奥の汚れまでシッカリと洗浄され
抜群の弾水効果をまとって帰ってくるのだ。
noteで記事を書きつつ、次回の割引サービスもゲット。
便利すぎて、あっけにとられてしまう。
数年後、
その後の使用感についてのアンケートまでいただいた。
==============================
そらのした【ドロップルーフ】でございます。
先日はドロップルーフをご利用頂きまして、
誠にありがとうございました。
心より御礼申し上げます。
大変恐縮ながらお願いが御座います。
下記のアンケートにお答えいただけないでしょうか。
今後のサービス改善と向上に努めて参りたく、
ご協力いただけますと幸いでございます。
①当店にご満足いただけた点、
お気に召していただけた点など御座いましたらご自由にお書き下さい。
②ご不満に思った点、残念に思った点など御座いましたらご自由にお書き下さい。
以上、ご多忙とは存じますが、何卒ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
皆さまのアウトドアライフがこれからも素敵なものでありますように!!
===============================
そこで、気になることを聞いてみた。
お世話になります。
質問があったので、ちょうどよかったです。
①当店にご満足いただけた点、お気に召していただけた点など御座いましたらご自由にお書き下さい。
②ご不満に思った点、残念に思った点など御座いましたらご自由にお書き下さい。
納期、技術とも問題なかったと思います。
不満ではないのですが、
弾水を施工したウェアは冬季に着用した後、エマールなどの中性洗剤で手洗いしても問題ないのでしょうか?
そして、そのあと、市販の防水スプレーをかけても良いのでしょうか?
もしくはエマールなどで手洗いしたら、乾いた後はそのまま着用して、
撥水が落ちてきたところで
再度、弾水を施工すれば良いのでしょうか?
===============================
そらのした【ドロップルーフ】でございます。
アンケートにご協力いただきまして、誠にありがとうございます。
質問にお答えさせて頂きます。
まず洗剤ですが、通常の半分の量で洗ってください。
またよくすすいで下さい。
そしてしっかりと自然乾燥させた後に30分程乾燥機で熱風乾燥をして下さい。
熱をかけることで撥水性が回復し効果が長持ちします。
ドロップルーフでは効果が弱くなってきてからか、
1シーズンもしくは1年ごとの再施工をお勧めしています。
再施工により耐久性がより強くなることも期待できます。
また防水スプレーについてですが、防水スプレーを使ってしまいますと
再び弾水コーティングを施工する際に、防水スプレーを落とすために
強い洗浄を行う必要が出てしまいます。
強い洗浄を行うと、生地の剥離やプリントの剥がれが発生する危険性が高まるため、
お勧めは出来ません。
今回頂きました貴重なご意見は撥水技術やサービス向上に反映させていただきたく存じます。
ご協力本当にありがとうございました。
これからも素敵なアウトドアライフを!
===============================
※家で洗剤で洗っても良いようだ。
※熱風とは、ドライヤーで乾かしても良いのだろう。
1シーズンとひとくちに言っても、
通勤通学で毎日着る人も居れば、
私のように月に一度か二度ぐらいしか着ない人も居る
このあたりは、さじ加減か。
こちらの方の職人気質には感服させられた。
まだ、私が依頼したころは、知る人ぞ知るサービスだったが、
こちらのサービスは、評判が良すぎて、
納品に3か月はかかりそうとのこと。
ウェアに予備がある人は特に迷わず依頼できそうだが、
一着のみの場合、
秋冬用のウェアを着なくなった
春ごろに依頼するのが良いのかも知れない。
~梅編~
夏場は、メッシュ素材のアミアミで薄手のウェアがメインなので、
防水だの、防風だのは関係ない。
汗をかいたウェアは、洗わないまま、
1シーズンも着ていたくない。
なので、プロテクターを外したら、
家で作業着用の洗剤を適量と水をたるいっぱいに入れて、
ウェアをドボン。
ワークウェアの語感の響きが好きなので、
WORKERSを選んでみた。
乾いたら、防水スプレーでプシューって適当にかけて終わり。
梅編がいちばん、自分に合ってる気がする。笑
※こちらの注意点は、防水スプレーは吸い込まないようにすること。
直射日光には当てないこと。
スプレーで変なシミが出来たり日光で灼けたりするおそれがある。
マスクをして、メガネやサングラスをかけるのも良いだろう。
いろんな世界とリンクしましょう! Twitter @KAKOUTOMATO1 もフォローよろしくお願いします。