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お姉さんでもないし、お母さんでもない

地元のテレビ番組で
人気のパン屋さんを紹介するというコーナーがあって見ていたところ

サングラス姿の60歳前後と思しき、女性が取材を受けていた

レポーターが「お姉さんは、よく、こちらをご利用されるのですか?」

すると、その女性は

「私は、あなたのお姉さんでもないし、お母さんと言われる筋合いはないわよ」

と、言い返すという場面があった。

それを司会者たちは笑っていたのだが、
ちょっとイタイなあ。

私は姪っ子が居り、
化粧はせず、ショートカットで、
服装もメンズを好む。

コロナ禍前からマスク着用。

まったく性別不明。

大学に入ったとき、色々物入りなので、
大学に通っていたこともある先輩として、
よく叔父の私とショッピングをしていた。

すると十中八九。

「お父さんと息子」
に見られてしまうということになってしまった。

私も、お店の人に、

「いえいえ、この子は女の子で、姪っ子です。私は叔父なんですよ」
って返していたのだが、

別に、そんな情報は、労力の無駄遣いだったなあと振り返る。

どうせ、一期一会なんだもの。

なので、最近は、

「良いお父さんですね」

と言われても

「ありがとうございます」

と、一言、応えてやりすごすようになった。

一応、「叔父」でも「伯父」でも「父」の字は使われるし。

フェイク・ファーザー賞でもあれば受賞できるかも。


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