近所のプラモデル屋
10代後半から20代中盤は古着、
アメカジファッションに熱中していた「アメカジ時代」だった。
それより以前の10代前半を過ごした1980年代は
テレビアニメ「機動戦士ガンダム」のプラモデル
いわゆる「ガンプラ」にドップリ浸かった少年時代だった。
当時はインターネットも携帯電話もないので、
もっぱらプラモデルは地元のおもちゃ屋さん、プラモデル屋さんで
ガンプラを買うことが楽しかった。
人気のあるキャラクターはなかなか入手できず、
不人気なキャラでもガンプラならとにかく買っていた。
小学生のくせに、きちんとパーツのスキマもパテで埋めて
ヤスリがけ、塗装までしていた。
とはいえ、作品はほとんど処分してしまったが・・・。
コロナ禍で行動が制限されてから
「不要不急」、「自粛」
「我慢」、「抑圧」
追い詰められたような息苦しさを感じ
つい楽しかった頃を思い出す心理でもあるのだろうか。
地元でプラモデル屋さんがあるらしく、
寄ってみたくなったのでバイクでドンブラコ。
J-FACTORY(ジェイ ファクトリー)さま
愛知県あま市篠田居島48-5
店内は狭いものの、
自動車、バイク、戦車、戦艦、飛行機などの硬派な模型をはじめ、
70年代のアニメ、特撮などのキャラクター関連のキットもビッシリと積まれていた。
私は、70年代の特撮ヒーローで「電人(でんじん)ザボーガー」という
主人公が運転するバイクから
ロボットに強引に変形して戦うというアクション物が好きだった。
この粗さと熱さ!
1974年4月6日から1975年6月29日放送
10年ほど前に、映画としてリメイクされた。
2011年公開
だいぶ、スタイリッシュになった。
作品は目を通したのだが、
なんと、リメイク版の主役メカのザボーガーのデザインを担当されたのが、
こちらの店主だとお聞きして
なんて世間は狭いのだろうと驚かされた。
http://jfac.web.fc2.com/gallery01.html
すごい人は、案外、近所で見つかるのだなと感心させられた。
近年では、テレビドラマ 「浦安鉄筋家族」の美術(ミニチュアセット)を担当されたという。
どんなジャンルでもかまわない
狭く深く取り組める熱気を
ずーっと持ち続けられる人は、本物になるのだろうな。
そんな私にも熱意が伝わり、ガンダムのプラモデルを30年以上ぶりに入手!
パチパチと組むだけだがリハビリに…。
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