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ひとりになる勇気

■  人の目が気になる

自分の今までの人生をふり返ると、学生時代にひとりでランチしたことがなかった私です。いつも友人と一緒。ひとりで行動したことがなかった。

とは言っても、社会人になってからは、ひとりでランチする事態になることは当然あるわけで、ひとりでランチする時のドキドキ感を覚えています。

今はスマホなどのデバイスをいじって時間をつぶしたり、カフェでMacBook開いてカタカタと一人で仕事してる人なんてたくさん見かけますよね。

現代は、ひとりでもなんだか寂しいって印象がないんですけど、私がうら若き乙女の時代は、ひとりで若い女子が食事してると、「なにあの子、ひとりで食事してるよ。一緒に食べる友達もいないのかしら?」っていう思いが乗った熱い視線があちこちから送られてくるような時代でした。

本当は誰もそんなこと思ってなくて、ただ単に私が自意識過剰人間だったのかもしれませんね。

人の目を気にするくせに、仕事帰りに自宅から近い日本蕎麦屋に一人で入店しては、大好物の「かきたまうどん」をよく食べてました。


ひとり時間はとてもクリエイティブ

昔から、ひとりの時間がないと生きていけない私。それに気づいたのは、社会人になってからでした。

たまには友人と出かけたりもしますよ。でも、ずっと一緒にいるのは疲れます。どんなに好きな人とでも、24時間365日ずっと一緒は耐えられない性格。

休日は、ひとりで部屋にこもりたい。誰にも邪魔されずに、平日は仕事があってできない色々なことしたいんですよね。本も読みたい、刺繍もしたい、絵も描きたい、ネットで色々調べたい、これって性格が暗いのかと一時悩みました。

でも、これも個性の一つだと思うんです。

私と同じような人は、他にもたくさんいるでしょう。

「自分は暗い性格なのかな」とか、「人と一緒にずっといると疲れるなあ」とかって思って悩んでる方もいるかもしれませんね。

だけど、クリエイティブなことって、ひとり時間じゃないとできないと思うんですよ。これは私の場合なのですが、創造力がモリモリ湧いてくるのは、決まってひとりの時なんですよね。

だから、今は積極的に「ひとり時間」を作るようにしています。そして、良いモノを作っていきたいと考えています。

ぜひ、ひとりでお店に入ったり、ひとりで旅行したり、ひとりでショッピングしたり、人の目なんて気にしないで、あえて、ひとりになる勇気を持ってみると、違う世界が見えてきますよ。

あっ、自宅でも「ひとり時間」を作って、コツコツ何かを作ったりするのって素敵ですよ。

「ひとり時間バンザイ!」


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