見出し画像

直近4シーズン・各チーム勝敗の刻み方

19年から22年まで、各チームがどのように10試合(22年春は12試合)の中で勝敗(引き分け)を刻んできたのか棚卸です。対戦相手との優劣とは別に、一節、二節ごと、もしくは、シーズン序盤・中盤・終盤といった時間軸で振り返ってみて、何か傾向が見えてくれば、と思いながら、掘り返しを行っててみたのですが、さて。

◇星槎道都大学(22秋:1位)

・直近4年間の通算戦績

全67戦:48勝17敗2分

・寸評

4戦目が3勝4敗と鬼門か。更に21秋一節の不戦敗、優勝・順位決定後の試合など特殊な事情を除外して一節・二節を比較すると、一節7敗、二節3敗と、やはり一節がポイントのようにも見えてくる。4戦目白星通過の20秋は開幕敗戦発進ながら優勝しているあたりが興味深い。

◇北海学園大学(22秋:2位)

・直近4年間の通算戦績

全67戦:35勝29敗3分

・寸評

5戦目は7戦無敗を誇る一方、3戦目、7戦目、9戦目は負け越し。このうち9戦目は21秋以降3連敗中。直近22春秋の9戦目、相手はいずれも「二節巧者」の北大に連敗中。戦績への影響が極めて大きい、札六両ルーツ校の二節の一戦は要注目。

◇札幌大学(22秋:3位)

・直近4年間の通算戦績

全67戦:28勝31敗8分

・寸評

1戦目が1勝6敗、2戦目2勝2敗3分と序盤につまずく傾向が顕著。4戦目は6勝1敗と勝ち越すが5戦目1勝5敗1分と一節の終盤もブレーキがかかる。シーズン入りの開幕初戦、2戦目をどう乗り切るかにまず注目。引き分け8は6チーム中最多。これもらしさか。

◇東海大学札幌キャンパス(22秋:4位)

・直近4年間の通算戦績

全67戦47勝19敗1分

・寸評

2戦目、5戦目、7戦目、8戦目がそれぞれ3敗と負けが混む傾向あり。11年春に札六へ参入(三部から)した東海だが、直近22年秋最終の札大戦で引き分けを記録するまで引き分けがなかった。潔く勝つか負けるか。これもチームカラーか。なお、また21春から22年春まで連盟記録となる20連勝を達成している。

◇北海道大学(22秋:5位)

・直近4年間*の通算戦績(*一部所属時の16年~18年と22年)

全82戦23勝55敗4分

・寸評

道都、東海、北翔に大きく負け越している一方、学園には僅差ながら勝ち越し(8勝7敗1分)札大とも拮抗(6勝9敗1分)。学園とは近年壮絶極まる撃ち合いを演じてもいる(下記)。優勝争いに直接、間接の影響を及ぼす重要な役割を担ってくれることは間違いなさそう。

壮絶な撃ち合い、これも札六

◇札幌大谷大学(22秋:6位)

・直近4年間の通算戦績

全67戦10勝51敗6分

・寸評

10勝中5勝が現在二部所属の北翔から挙げている。道都、学園、札大、東海、北大からは各1勝(道都からは不戦勝)。2勝を挙げているのが、開幕戦と9戦目。また2戦目は未勝利ながらも3敗4分と粘る傾向有り。2日目の大谷は注視が必要。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?