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23/08/05_北海道アマチュアチャンピオンシップ

北ガス村田、道都伊東の両先発で始まった一戦。道都が1回表二死満塁で遊ゴロの間に1点を先制。

追う北ガスは3回裏に逆転。この回先頭の8番安田が右越本塁打でまず同点。さらに武井、高橋の連続安打で2-1と逆転。その後北ガスは5回に長谷川適時打で1点を加えると先発村田から村上と繋ぎ道都の反撃封じて3-1で勝利。

道都は3回、4回、5回、8回と4イニングで先頭打者が出塁、ここから3回(2四球)、5回(3四球)、8回(1四球1、1死球)と三度、満塁の好機を得るも1本が出ず。

先発伊東は4回から制球に乱れが生じ(2四死球)、5回先頭打者へ四球を与えた直後に適時打を浴び3点目を失ったところで降板。その後、佐藤、松田、滝田とリレー。佐藤以降は北ガス打線を封じて反撃を待つも得点機は訪れず。

守備がバタつき、決定打が出ない展開は道都OP戦の頻出パターンではあるが、打線はやや迫力不足な感じは否めず。

先発伊東、決して悪くはなかったと思う。本日の最速は146キロ。4回に2つの与四死球。走者を背負いややリズムが乱れたか。牽制球の達人故に走者と打者、まとめて相手にしようとして、ややどっちつかずとなったならば、器用貧乏な方向に気持ちが走ってしまったか。本来、まずはひとつのストライク、ひとつのアウト、と丁寧に頭の中を整理できる投手の筈だから。

4回のピンチを連続三振で切り抜けた後、暗転したあたりが、やや全日本の展開を想起させ、中盤の乗り切り方が秋のひとつの課題になるかもしれないという仮説を持った。言い換えると他チームは道都の中盤イニングは付け込む隙が生じる可能性がやや高いと捉えて策を練るという手はあるかも。リーグ戦で答え合わせをしたい。

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