【忍殺読み直し感想文？】ザ・ドランクン・アンド・ストレイド※プラス版

※ニンジャスレイヤープラスで再掲されたバージョンを元に感想を書いていますが基本的にプラス版未読でも大丈夫です

という訳でこれからできる限りプラス収載コンテンツの感想を書いていきたいと思います。どのエピソードなら書きやすいか考えた時に真っ先に頭に浮かんだのがこのエピソードでした。なんせ酒場放〇記inネオサイタマという最高のシチュエーションで繰り広げられるトンチキエピソードだったので。

そもそもあの残念女傑系剣士とあの生真面目忍殺おじさんが一緒に酒飲む。これはもう事件でしょう。三十路を回った？2忍が呑んで、だべって、整理して。何故か踊って、カワラを割って、それでもまだまだ呑み倒す。二転三転ニンジャの名前、帽子の男は何処へやら。3部は｢ステイ・アライヴ……｣以降段々シリアスかつ(フジキド周辺では)左エピソードが少なくなるだけに、本当にこのエピソードはネオサイタマの酒場事情の一端とともにどちらかと言えば気の抜けたフジキドが満喫できる貴重なエピソードだと思います。

プラス版の特徴として、セクション開始時のあらすじがなくなっています。お陰でストーリーが大分追いやすくなっていますが、この回のセクション3(プラス版だと『「オゴゴーッ！」吐きながら、……』の部分)開始時のあらすじは個人的に忍殺史上最も胡乱な迷あらすじなので是非探して読んでみてください。

有り得ないくらいに酩酊し衝撃の戦法を披露するフジキド、図らずもフジキドの秘密の一端(？)を知るレッドハッグ姐さん、そして最大の被害者としてエピローグに急遽参戦するあのニンジャ。今からニンジャスレイヤーを読む人も、もう読んでいる人も、研修済の重篤さんも。好きな飲み物片手に笑いながら読んでほしいエピソードです。
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