見出し画像

息子のいたずらでベランダに支援者の方と取り残された話

こんにちは。元不登校ママのりえです。

わたし自身の癒しのために振り返って書いてます。
読んでいただけるとありがたいです。

ある時に支援者と息子がつながることがありました。
家に家庭教師に来てくれたのですね。

リビングで支援者の方と3人でお茶を飲んで一服したその時、
息子ベランダに出て言いました。
「見て、富士山が見えるよ。きれいだよ。」

「ママも〇〇さんも見てみなよ。」
ベランダに出ていた息子が叫びます。

支援者の方と私も一緒にベランダに出て
「あー本当だ。富士山だ~」と。
ほのぼのタイム。

そして突然に
ベランダの窓をしめる息子。

私と〇〇さんはベランダに取り残されました。
夏の暑い日のことでした。
息子はカーテンを閉めてしまいました。

スマホは部屋の中。
窓を割ろうかとも悩みました。

飛び降りるのも不可能ではない。
でも痛そう。そして熱そう。

窓をどんどんと叩くも反応なし。
しばらく途方に暮れていました。

支援者の方は別に動じた風もなく
「前にも別の家でこんなことがありましたね。」
「罠かなとも思ったんですよ。」
遠い目でしみじみと言います。

私は申し訳ないやら、情けないやらで気が気ではない。
運が悪いことにそんな時に近所の家の人と目が合います。

「あら、新しい旦那さんかい??ベランダでいちゃいちゃかい?」
そうからかわれます。

「違います。家庭教師です。」
「ベランダに閉じ込められたんです。」
この時間に息子が家にいることに少し胸が痛む。

その後、30分くらいしてさすがに窓を叩き壊そうかと思ったその時。
ガラガラーと、窓があきました。
息子はにやにやしていました。

腹は立ちましたが、勉強をするとのこと。
以前よりも緊張が取れたようで真面目に勉強していました。

私たちを試してスッキリしたのでしょうか。
雨降って地固まるという感じですね。
そう支援者の方は言っていました。

今思えばいろいろな出来事がありました。
どれも良い思い出です‼

と、までは思えませんが、
こうやって書くとなんかほのぼのしますね。

時間が経つと多少は冷静に見られるものですね。
時の流れは偉大だなと思います。

以上、息子にいたずらされて支援者とベランダに取り残されたお話でした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?