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②sociality〜社会や地域への貢献〜

sociality(ソーシャリティ)
英語?カタカナが苦手なので
このような言葉ははじめて聞きました。
よって、考えることもはじめてです。

ソーシャリティとは何なのでしょうか?

私は産まれも育ちも滋賀の近江八幡市で
滋賀県を一度も出たことがないこともあり、
滋賀が大好きだし近江八幡市が大好きです。
そんな大好きな近江八幡市に
私は何ができているのでしょうか。

滋賀県には移住されてくる方や
転勤によりお引越しをされてくる方も多いように思います。
そういった方々は、
ご両親にすぐに頼ることができない状況であったりだとか、
お友達や知り合いも少ない方もいます。
移住や引越しされてきた方に限らず、
近江八幡市は子育て世代も多くいる地域でもあります。
はじめての子育てで不安に感じていらっしゃる方、
年齢の近いお子様を育てていらして
時間にも心にも余裕の持てない方もいらっしゃいます。

子どもセンターなども少なくはなく、
お出かけできる公園などもたくさんあります。
けれど、
年の近い子ども2人を連れては
なかなか外に出る事ができなかったり、
家から出る事を億劫に感じる方もいらっしゃるのが現状です。
日本では、子育てひろばと呼ばれる拠点が各地に広がっていますが、
実はその場所にさえ来ることができない親子もいる事をご存知でしょうか。
そう。外に出づらい方々にむけて、
「ホームスタート」という取り組みがあります。
ホームスタートとは家庭訪問型子育て支援です。

ホームスタートは、
子育て経験者が親の気持ちにそっと寄り添う
先輩ママ・パパのボランティア活動です。
ホームスタートでは、
ビジターさんと呼ばれる方が家庭訪問し支援します。
ホームビジターには特別な資格は必要なく、
子育てを経験した方や、
子どもに関わる活動や仕事に携わった経験のある方であれば
どなたでも参加することができます(研修あり)
ホームスタートは、ベビーシッターやヘルパーのように親の代わりに家事育児をする人ではなく、
傾聴と協働におもきをおく"一緒に"の寄り添い方を大切にしています。
子育てがわからない・不安な状態から、
少しでも前向きに子育てに取り組めるように、
親に寄り添い悩みや不安を聞き、
自分で家事育児ができるようにサポートする
支援を届ける活動です。

私自身は2019年から、
ホームビジターとして活動していますが、
ホームスタートのはじまりは1973年、
イギリスのレスターから始まりました。
世界では、22ヶ国でホームスタートの訪問支援がひろがっています。
途上国でも先進国でも、育児の大変さは同じなようです。

日本でのホームスタートの研究が始まったのは
2006年。
イギリスやーオーストラリアへの視察を経てホームスタートの試行が始まり、
2009年13地域で活動を立上げ、
2023年10月には、
約120地域まで活動を広げてきました。
現在、滋賀県でホームスタートがあるのは
近江八幡市と彦根市です。
ホームスタートをご存知の方もいらっしゃったかと思いますが、
知らなかったと思われる方の方がもしかしたら多いかもしれません。

ホームスタートの全国普及を目指して活動を続けていますが、
なかなか周知されていないのが現状でもあります。
ホームスタートの仕組みを持続的に発展させていくためには、皆様のご支援、ご協力、応援が必要です。
地域の繋がりの中で
子どもが幸せに育つ社会の実現を目指しましょう。

そして
ビューティージャパンで問われるsociality。
応援されることや
認めてもらうために必要な事は
認めていただく前に他者を理解し認めること。
応援したいと思える姿勢を魅せること。

社会や地域へ貢献をしたい!と
思わなくても、気づいたらやっていた。
それが私のsociality〜ソーシャリティ〜


現場で働くだけでなく、
私はボランティア活動にも参加しています。
ボランティア活動での学びが
現場での対応力などにも活きてきますよ!

そしてBJOを通じて、
このようなボランティア団体と支援がある事を
多くの方に知ってほしいです!



次話
③entertainment〜人の心を豊かにする〜に続きます。




長文のご清覧
まことにありがとうございました。

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