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不登校だからこそ日々の生活で学べること

学校に行けなくなると、マイナスな情報は溢れるほどあっても、プラスの情報は探すのが難しい。
だから、子供が学校に行けなくなった時、経験や知識がないと、慌てたり不安になったりすることが多いと感じます。

今朝は中学3年の娘の美容室へ付き添いをしました。

年齢的にはできそうでも、学校に行けないことで、本人が持っていること以上に人との関わりが難しいことがあります。

だから、買い物や、美容室、そして、病院など、生活している中で利用する場を、学びの場として捉えるようになりました。

「誰かに自分の意思を伝える」

テキストであればできても、リアルでしかも、あまり会ったことがない人には、できないことが多い娘。

でも、好きなことや大事なことは、沢山の勇気が必要だけど、少しずつ前に進むことができます。

今日は初めて行った美容室で、初めて髪を洗ってもらいました。

顔が濡れないように置かれるタオルも苦手、騒がしい音も苦手。

そんな娘が、自分の髪を大事にしているから、誰かに髪を洗ってもらうことも、顔の上にタオルを置かれることも、騒がしい音も耐えていました。

そして、どんな風にして欲しいか、少しだけ伝えられました。

もちろん、そこに行き着くまで、美容室の方へ事前に配慮して欲しいことや、困っていることは伝えています。

それでも、最終的に一歩踏み出せるかは本人次第。

うまくいかないことの方が多かったけど、やっと娘のタイミングとあってきたようです。

学校に行けなくなると本当に何もかもが手探りになりますが、時間はかかっても成長していく姿は、忘れかけていた大切なことを教えてくれている。

そんな気がしています。

だから、大人は心配や不安より、何ができるかなと、一緒に失敗しながら考えチャレンジできることが大切だと思いました。

ひとり親でも、不登校でも、学ぶことや働くことを諦めないでやっていることをシェアするための活動費として使わせていただきます!