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「探求心」が仕事のポイント!新入社員の疑問から学ぶ、深掘りの大切さ

みなさん、はじめまして!
10月より、サービス&デザインアシスト部からシステムインテグレーション部に異動になりました、きくらげです。

これまで note の記事はサービス&デザインアシスト部のメンバーで執筆してきましたが、この度システムインテグレーション部も含む開発部全体で広報活動を行う運びとなりました。
note の内容もいっそうパワーアップしていきます!どうぞご期待ください。


私事ですが6年目にして初めての部署異動で、勝手が異なることや咄嗟にはわからない話題も多く、学習と緊張の毎日です。
そんな私・きくらげも在籍するみなとみらいオフィスには、私よりもさらに不慣れな業務に日々食らいつく方々の姿が。

そう、9月にサービス&デザインアシスト部に配属された新入社員の面々です。


今年度の新入社員のみなさんは、配属直後は Udemy や paiza ラーニングなどを活用し、各プロジェクトで実際に使う技術領域の学習を進めていました。
10月に入り、それぞれのプロジェクトで少しずつ実際の開発業務を担当し始めた様子。
社内の雰囲気にも馴染んできて、日に日に頼もしく成長しています。

未知のタスクを懸命にこなす姿はいずれも涙なしには見られない、すっかり親戚のおばちゃんモードな私。
中でもひときわ感動したのは、ある新入社員の方が「デバイスの回転検知って、どういう仕組みで動いているんですか?」と尋ねてくれたことです。
(その場にはスマートフォンアプリのソフトウェアエンジニアしかおらず、不甲斐なくもハードウェア的な分野での正確な回答はできなかったのですが……。)


業務に慣れ、かつ忙しくなってくると、「これはそういうもの」と無意識に流す場面が増えるように思います。
上記のエピソードで言うと、「デバイスが回転した際は OS のこのメソッドが呼ばれるから、そのタイミングでアプリのレイアウトをああしてこうして……」といった具合。

「デバイスが回転したときにそのメソッドが呼ばれる理由」を疑問に思わなくなり、「そうなったときにどうするか」と次のステップを考えてしまいがちになるのです。

裏側の仕組みを気にしなくても容易に動かせるようにフレームワーク側や OS 側が頑張ってくれていることを思えば、ある面では間違ってはいない考え方な気もします。
が、往々にしてそういった根本の理解の甘さが、バグを仕込む原因となったりするんですよね。

今これを書きながら、過去に自分が入れた不具合を思い返して、胃が痛くなってきました。
結果だけを捉えずにメカニズムを知ろうとすること、とっても大事。


もちろん、この質問をしてくれた方以外の新入社員さんたちも同様に、丁寧に知識の土台を固めている様子が見て取れます。

細かい部分も受け流さずにしっかり理解しようとする姿勢に初々しさを感じると同時に、
「ひとつひとつ着実に自分の中に落とし込む心意気を大切にしよう」と私自身も決意を新たにしたのでした。

絶賛修行中!な新入社員のみなさんが、頼れる戦友となる日が今から楽しみです。