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夢を掴むために。医療業界からアパレル業界に踏み出した「原動力と挑戦力」とは

Her lip toを支える社員を等身大で紹介する "Life at heart relation"
第3回目は Her lip toのプレスメンバー第1号として第一線で活躍するMARINAさん。
ブランドやアイテムの魅力をお届けする広報活動を行う彼女の仕事への熱い思いや活躍の裏側を今回はインタビュー形式でお届けします。

MARINA / PR事業部 Her lip to PRESS


MARINA:Her lip to プレスとしてブランドのPR活動をしています。元々は大阪で看護師として医療現場で働いていたのですが、Her lip toの世界観に惹かれ、ご縁もあって2年前にキャリアチェンジしました。

医療現場からアパレルへの転職はとても勇気のいることでしたが、挑戦して正解だったと心から感じているので、この記事が誰かの背中を押せると嬉しいな思って等身大にお話しさせていただきました。

読んでいただき感想などいただけると嬉しいです🫶

MARINA@Instagram
https://www.instagram.com/baemary_/

祖父のがん治療がきっかけで、看護師の道へ🏥💉

–— MARINAさんはheart relationでプレスとしてお仕事されていますが、この会社に入社する前は、どんな仕事をされていたか、簡単にお聞かせください

新卒から看護師として働いていました。大阪で4年、東京で2年程。合計6年間看護師のお仕事をしていました。
看護師を志すきっかけとなったのは、私の祖父ががんで入院した際、治療から日常生活のサポートまで常に献身的に常に寄り添って支えてくれる看護師に出会ったことです。その看護師は、患者である祖父だけではなく、私たち家族のケアまで包括的に配慮して下さり、その姿に感銘を受けたことを今でも強く覚えています。人が病という大きな壁に立ち向かう時に、ケアを通して前向きな気持ちやポジティブな影響を与えることができる看護師という職業に憧れを抱き、ファーストキャリアとして看護師の道を選ぶに至りました。

看護師時代の写真 (2020)

–— アパレルとは全く違う業界ですが、看護師時代のエピソードについて教えてください。
看護師という仕事は自分にとても向いていて、もちろん簡単な仕事ではないですが日々楽しさとやりがいを感じながら働いていました。
新卒で初めて配属され、看護師として最も長く過ごした場所が脳神経外科だったのですが、そこでの経験は私の人生へ大きな影響をもたらしました。
脳神経外科病棟は、脳梗塞や脳出血、脳腫瘍などで寝たきりになったり、話すことやひとりで食べること、歩くことが難しくなったりと、今まで当たり前だった日常が、ある日突然大きく変わってしまった患者様とその家族に日々向き合う病棟でした。
身体的にも精神的にもハードな病棟でしたが、それ以上にやりがいを感じる瞬間が多く、看護師という職業は「誰かの人生に影響を与えたい」という軸で働く私に非常に合っていたと思います。
また、チームメンバーは皆前向きで、良いチームワークを持って働くことができていたので正直辛いと思ったことはほとんどありませんでした。
(もちろん、どの仕事もそうだと思うのですが、1年目は覚えることや勉強しなければならないことが山のようにあったので、それは大変でした!)

「洋服に携わる仕事がしたい」看護師と両立しながら好きなことを諦めなかった

–— 看護師時代、活躍されていたMARINAさんが思い浮かびます。今は看護の道からheart relationで新たな道を歩まれていますが、ブランドを知ったきっかけや入社経緯について教えてください。
様々な患者様の人生と向き合う中で、私自身の人生についても深く考えるようになりました。後悔のない人生を本当に歩めているだろうか。そう考えている時に、心の奥底に抱いていたもうひとつの夢が今の仕事にも繋がる"モデル"でした。
そして脳神経外科病棟での経験を経て、看護師3〜4年目ぐらいから看護師と並行してモデルのお仕事にも挑戦するようになりました。
またHer lip toは、元々小嶋さんの大ファンだったので、ブランドローンチ当初から知っていました。一番最初に発売されたチェリードレスはもちろん、他にもたくさんのドレスを持っているぐらい、小嶋さんが作るプロダクトや世界観にとても興味があり常に注目していました。

Her lip toのアイコンドレス「Cherry Pattern Cache-Coeur One-Piece」を着用していた当時の投稿 (2018)

モデルをやりたいと思ったきっかけも、やっぱり小嶋さんでした。Sweetなどの表紙を飾る姿が非常にかっこよくて。そしてモデルのお仕事を通して、徐々にアパレルに興味が湧いていることに気づいたんです。そこからアイテムをどうしたらより魅力的に見せることができるかなどを研究するようになりました。そんな時にありがたいことにheart relationからお声がけを頂いたんです。
当時は「え?嘘!?夢かな?」って。一旦ほっぺたをつねって「あ...現実だ...」みたいな感じでした。(笑)
お洋服に携わる仕事に興味が湧いていた時期に、丁度良いタイミングで憧れだった小嶋さんのHer lip toからお声掛けをいただいたので、本当に信じられない気持ちでした。これも看護師時代に抱いていた夢に「挑戦したこと」が今に繋がっているのではないかと感じます。

小嶋さんが発見し、Her lip toプレスへと声をかけるきっかけになった投稿 (2020)

医療業界からアパレルへ、夢を掴むための決意✨

–— そのあとすぐにheart relationに入社する決意をされたのでしょうか?
先程もお話した通り看護師は本当にやりたい仕事だったので、正直、全く悩まなかったかと聞かれると、嘘になります。
医療業界は日々新しい医療技術や知識がアップデートされますし、看護技術のスキルも問われるので、一度離れると戻るにはかなり勇気がいるんです。これまで看護師として積み上げてきた知識や経験を考えると、やはりとても悩みました。

–— いろんな葛藤がありますよね。でも現在はheart relationという会社で働いている。何がMARINAさんを動かしたのでしょうか。
全く異なるアパレル業界に飛び込むことは本当に勇気のいる選択でした。憧れの小嶋さんのもとで、プレス第一号としてブランドの魅力を伝えていくという重役が私につとまるのかなという思いもありました。
しかし、小嶋さんのセンスがギュッと詰まったHer lip toのお洋服を着て過ごした自分の思い出を振り返ると、いつもよりワクワクした気持ちになれたり、日常が特別なものになっていたりしていたことに改めて気付きました。
私が経験した体験を、日本中、そして世界中に広めていきたいと強く思うようになり、heart relationに入社することへの悩みは消えました。「お洋服に携わる仕事がしたい」という、もう1つの夢を掴みに行くタイミングだったんだと思います。
もちろん、その当時は世間から見るとブランドの顔=小嶋さんだったので、非常に責任があるお仕事だなと思いつつ、毎日必死に勉強したことを覚えています。

Her lip to プレスの仕事の面白さと難しさとは

—-- 熱い思いがあったんですね。heart relationでのプレスのお仕事内容を教えてください。また、やりがいを感じるときはどんなときですか?
現在はプレス担当としてブランドや商品のイメージアップや認知拡大を目指すお仕事をしています。
heart relationのプレスは、一般的なアパレルのPR活動とは少し異なり、SNSを中心としてブランドの魅力を発信しています。公式だけでなく、自身のSNSでも発信していくのですが、入社前はInstagramフォロワー数が約5,000人ほどでした。InstagramやTikTokを活用したライブ配信やショート動画を作成しており、プレスとして出演するだけではなく、企画設計から撮影、編集、数値分析まで関わり情報発信をしています。
また、ポップアップでは店頭接客も行い、お客様との直接的なコミュニケーションも図っています。ブランドの魅力をお伝えするための全役割を担っているので、非常に重要な仕事だなと日々感じながらも楽しく仕事に取り組んでいます。

2年ほどこの仕事をしているのですが、本当に難しい仕事だなって。
これを抑えておけばOK、というテンプレートで収まる仕事ではないんです。常にトレンドをキャッチして、それを私達の企画に落とし込み、そしてアイテムがさらに魅力的に見えるように表現して発信する。
それを愚直に繰り返していくのですが、チームで考え抜いたものが世の中に刺さらなかったときはとても悔しい気持ちになる反面、私たちのPR施策がきっかけで、アイテムやブランドの魅力を知っていただいた時には非常にやりがいを感じます。

プレッシャーに耐えきれず涙。前例のない”ブランドの顔”という役割

—-- 自身がモデルとなって表に立つプレスのお仕事ですが、これまで大変なことや悩むことはありましたか?
入社当初は正直大変な日々が続きました。
当時のHer lip toは、小嶋さん以外にブランドを発信するメンバーが固定していたわけではなく、プレスという前例が無かったため、私たちがSNSで発信するコンテンツへのお客様からの期待は今以上に強く感じていました。

そんな中でも、特に”アパレル未経験”の私がブランドの顔となって、魅力をうまく伝えることが出来ているのだろうか…と日々本当に思い悩んでいましたね。
新作週に行われる生配信のインスタライブでは、準備に準備を重ねた万全の状態で挑むものの、1,000〜2,000人を超える同時視聴者数のなかでアイテムを紹介することのプレッシャーに押し潰されそうになったり、緊張して思うように想いを伝えきれず、さらには比較されるようなコメントも目にしてしまい、ライブ後に悔しさで涙する日も多々ありました。
また、日々の業務面でもとても苦労しましたね。私たちが発信しているコンテンツは、例えばショート動画でも1本1本作成するのにとても時間がかかります。
慣れない当時は、なかなか動画のアイディアが浮かんでこなかったり、撮影が思うように進まず、タスクに追われる毎日を過ごしていました。
特にイベント期間中では、店頭に立ち100%のパフォーマンスを維持しながら日々の業務を両立しなければならないので、上手くやりたいのにやりきれないもどかしさに強く悔しい思いを抱いた時もありました。
当時は辛いことも多かったですが、PRチームとともに長い時間をかけて話し合い、日々自分たちの中での正解を導き出して乗り越えてきました。
今もなお、ブランドにとって、お客様にとってより良いチームとなるためにアップデートを図り続けていますが、そんな過去があったからこそ今のHer lip toプレスの基盤が出来たと思っています。

入社して初めてのホリデーイベント (2021)

—-- MARINAさんが、仕事をするうえで、大事にしてることはなんですか?
プレスとして小嶋さんの右腕として活躍できる存在にならなければいけない、と常に思いながら努力を重ねています。Her lip toは小嶋さんが強い想いを持って立ち上げたブランドで、これまで積み上げてきた唯一無二の世界観が存在しています。小嶋さんをはじめ、商品制作に携わる社員・お取引先様含め、皆の想いを引き継いで、すでにファンでいてくださっているお客様、そしてまだブランドを知らない方々に、わかりやすくそして魅力的に届けていくことを常に大事にしています。
また、Her lip toのお客様は本当に熱量が高い方々ばかりなので、ただ一方的に発信するだけではなく、お客様のニーズに対してもきちんと向き合う発信の仕方が本当に大事なんですよね。
既存のお客様だけではなく、多くの方に届く情報発信が求められているので本当に奥が深い仕事です。

プレスをきっかけに、ブランドのファンを増やしていきたい🔥

—-- 既存のお客様だけではなく、新規のお客様にも。プレスの仕事って奥が深いですね。
そうですね。現在、プレスチームは小嶋さんとは違ったタイプの4人が在籍しているので、私達をきっかけにブランドをまだ知らない方にリーチできることも多いと思っています。
私らしいお洋服の見せ方という面はもちろん、これまではあまり話してこなかった看護師という異業種からのキャリアチェンジをして、今プレスとして活動していることにも興味を持ってもらえるきっかけになれば嬉しいです。

掴みたいキャリアは全力で掴みに行く。挑戦に恐れず全ての女性が輝いて欲しい

—-- 日々、成長ですね。ちなみに、これからMARINAさんが挑戦したいことや目標はありますか?
私自身ずっと考えていることがあって、私がそうだったように今の仕事とは別に潜在的な夢や挑戦したいことがある人って実はとても多いと思っています。
私自身の経験から、女性が自分で自分の夢を掴み取るという環境やムードが、もっと増えていけばいいなと思っています。自身のプレス活動を通してそういう姿をお見せし、それが誰かが何かに挑戦するきっかけになることが目標でもあります。
私は新しい挑戦をして後悔は一つもしてないですし、むしろこの道でもっと上を目指したいと思っているので、そういう人がもっと増えて、女性が自分らしく楽しく生きられたらいいなと考えています。
看護師とモデルを並行して仕事をしている時にも「新しい挑戦してすごい」「羨ましい」のようなお声をたくさんいただいてたんです。
その頃から意外にチャレンジしたいことに踏み出せない人って多いんじゃないかなと思うようになりました。働き方が多様化してる社会の中で、私のように新しいキャリアに挑戦する女性がもっと増えていけばいいなと思います。一昔前よりもさらに女性が第一線で活躍する時代だと思うし、当社は女性の割合が9割というのも現代社会を体現しているような会社ですよね。

—-- 最後に。heart relationという会社の他にはない(1番の)魅力を教えてください。

大尊敬する小嶋社長と🫶

たくさんありますが、1番は小嶋さんを筆頭に会社全体で同じ目標に向かって走り抜けるパワーと団結力です。このチームだからこそ、ブランドの世界観が5年間以上も守られ、そして進化し続けているんだなと日々実感します。本当に熱い思いを持ったメンバーが集結しています。今後も同じ思いの仲間が増えていき、そしてお客様にさらにワクワクする商品や体験をお届けしていきたいと考えています。

MARINA


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