【コレクションレポート】PRADA 21AW メンズ
先日終了した、2021AWミラノメンズコレクション。
その中で今回1番の目玉といっても過言ではないのが、
プラダ(PRADA)
ラフ・シモンズ(Raf Simons)が加入し、ミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)と2人体制になって初のメンズコレクションということで大注目でした。
この時点で???の方に簡単に説明すると、
PRADAのデザイナーって今までずっとプラダ家が継いできていたんです。
現デザイナーのミウッチャ・プラダは3代目。創業者の1人、マリオ・プラダの孫娘になります。
そんな創業から家系で繋いできたところに、プラダ家ではないラフ・シモンズが加入したことがまず凄い。
じゃあラフ・シモンズってどんな人?
ってことで簡単に説明↓
ラフ・シモンズ(Raf Simons)
1968年生まれ。ベルギー出身。
1995年に自身のブランド、ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)を立ち上げる。
過去にはジルサンダー(JIL SANDER)、ディオール(Dior)、カルバン・クライン(Calvin Klein)のデザイナーも務めた。
はい。こんな感じ。
そんなラフとミウッチャが共同デザイナーとしてこれからのPRADAをつくりあげていくのです。
2人の初コレクションは昨年、21SSウィメンズコレクションで発表されましたが、これがもうすごかった…
ラフっぽさがかなり出ていたコレクションになっていて、これからどんどん2人のセンスが融合していくんだなぁとワクワクさせるようなファーストコレクションでした。
そして今回のメンズコレクション。
日本時間1月17日22:00に発表されました。
もちろんリアルタイムで鑑賞。
そこで今回は、個人的に感じたポイントを5つに絞ってまとめてみました。
これは一ファッション好きの素人目線での感想になります。高度な分析とか考察はWWDとかFPとかのレポート記事を読んでください。「私はこう思った」とか「あれは〜じゃない?」的なコメント大歓迎です。たくさん意見交換しましょ。…それにしてもファッションサイトとかのレポートって凄いよなぁ。どうやったらそれを汲み取れるのみたいなのばっかりですわ。プロは凄い。
キーアイテム:ニット素材のボディスーツ
今回のキーアイテムは間違いなく、多くのルックで使用されていたニット素材のボディスーツですね。
ピチッとした着用感のボディスーツの上半身はカーディガンになっています。肌着のようにインナーとしても、シャツの上に着ることも、どちらも可能でコーディネートの幅は広がりそうです。
外出着でもルームウェアでもいける感じ。
…ただ、一般人にはなかなか着こなすのは厳しそう笑
なのでインナーとしてジャケットやスラックスの下からチラッと覗かすのがいいかもしれないですね。
おうちにいるときは、ほんとにボディスーツみたいにして着てもよさそう。
着心地、気になります。
この写真が今回のファーストルックになるのですが、この着こなし…ラフシモンズファンの方なら「あっ」と思った方もいるのではないでしょうか。
そうです!昨年発表された
「RAF SIMONS 21SS」のこれ!
ジャケットやアウターの袖を捲り上げるこのスタイリングは最近のラフの気分というか、ハマってるんですかね〜。
それにしてもかっこよすぎる、、
ちなみに…この「RAF SIMONS 21SS」の袖がかわいいシャツ、
某セレクトショップの予約会でオーダーするかめちゃくちゃ迷いました笑
確かお値段10万くらい。
21SSで別に狙ってたアイテムがあったことと、同時にアーカイブコレクションのオーダーもあったので予算オーバー。残念。
ただローンチされて実物見たら買っちゃいそうだなぁ。
はい、脱線しました。すみません、次いきます。
メンズでもトライアングルロゴ推し
昨年発表されたウィメンズコレクションでは首元にPRADAのトライアングルロゴが大きく出ていたのが印象的でした。
反対に、
メンズのコレクション動画を観るとわかるのですが、多くのアイテムの背面にプラダのトライアングルロゴが付いていました。
カメラアングルがもう「ここを見てくれ!」って感じ笑
ウィメンズが前メイン、メンズが後ろメインになっていたのがおもしろかったです。
しかもメンズは、素材がニットで可愛い!
背面以外にもトライアングルロゴは使われていました。
例えばこちらのオーバーサイズのMA-1
左腕の袖に小さなポーチとして付いています。このMA-1かっこいい。
最後に面白いのがこれ↓
やたらボタンがでかいアウターのアクセントになっている襟の部分。
実はこれ取り外しができるそうなのですが、付けている状態で首元を見てみると…
なんとここにもトライアングル!
こういう細かいところ、大好き。笑
ウィメンズとは違う"ラフらしさ"
正直、今回のメンズコレクションムービーを観終わった率直な感想は、
「ウィメンズよりラフらしさはなかったかな」でした。
よくよく見比べてみると、
ウィメンズとメンズとで大きな違いが。
では一体どのような違いがあったのかというと
ウィメンズは「グラフィック」
メンズは「パターン(柄)」
という違い。
まず、昨年発表されたラフ加入後初のウィメンズコレクションではグラフィックアイテムが目立ちました。
一際目を引いたルックがこれ。
このグラフィック、ラフ好きの方はご存知ですよね?
そうです、ピーター・デ・ポッター!
ピーター・デ・ポッター(Peter de Potter)
ベルギー出身のアーティスト。
ラフとは古くからの友人で、長年にわたり、RAF SIMONSのグラフィックを手掛けた。
詳しくない方のためにピーター・デ・ポッターの凄さを簡単に紹介すると、
RAF SIMONS 01AWコレクションのときに出たこのアイテム↓
RAF SIMONSの作品の中でも名作中の名作である、ノースリーブフーディ。
海外では100万円以上で取引されていたりとか、、怖い、、
このグラフィックを手掛けた人物こそがピーター・デ・ポッターなんです。
他にも数々の名作を生み出してきました。
そしてウィメンズコレクションでのこれ。
もうこれ見たとき「あっ!!!!」ってなりましたよ笑
そうくるかと。
PRADA1発目でこれかと。
そんな感じでラフ感満載のコレクションだったんです。
(もちろん他にもラフらしさが溢れていましたが今回はメンズコレクションの話なので割愛。)
で、
ラフって自身のブランドではグラフィックや写真を多用することが多かったんですよね。
逆にパターンってあんまり使ってこなかったんです。
ですが今回はボディスーツや、Vネックニット、アウター類に様々なパターンが使われていました。
それもあって、今回のメンズではウィメンズよりラフ感を感じなかったんです。
ただ、ラフらしいアイテムはもちろん多くあり、そこにミウッチャの感性がかけ合わさった感じ。
まさに新生PRADAでした。
では、ラフらしいアイテムの一部をご紹介。
▼胸元ざっくりオーバーサイズのVネックニット
ん〜ラフらしい!笑
総柄なのが新しくてミウッチャとの融合を感じますね。
▼オーバーサイズMA-1
先程少し触れましたが、こちらもいかにもラフらしいオーバーサイズのMA-1。
レザー素材なので、スラックスでも違和感なくていいですね〜。
ほんとにこれかっこいい。(2回目)
豊富なアウター類
今回アウター類がかなり豊富でした。
気になったものをいくつかピックアップします!
▼内側パターンのMA-1
内側や袖元などがパターンになっているMA-1。
先程紹介したレザーMA-1に対してこちらは再生ナイロンを使用したプラダ リナイロン(Prada Re-Nylon)。PRADAのバケハとかに使われている素材ですね。
リナイロンだけど内側がニットになってるので暖かさは十分ありそう。
▼ボタン大きめコート
こちらも先程紹介したボタン大きめコートのロング丈版。
さらに素材もナパレザー、カシミア混ウール、フェルトの3種類と豊富。
ショート丈同様こちらの襟も取り外し可能です。
▼内側パターンのモッズコート
MA-1同様、内側がパターンになっているモッズコート。
左袖にはここにもトライアングルロゴが付いています。
MA-1と共に売れ筋になる予感。
▼色合い鮮やかなコート
このカラーリング最高、、
まさにラフって感じですわ。
絶対売れ筋グローブ
小物系で目を引いたのがグローブ。
片方の手に小さなポーチが付いていました。
このポーチに何を入れようとか考えた結果、思いついたのはいつも持ち歩くクレカとリップと目薬。笑
ID決済機能とかが付いてるクレカなら非接触でお買い物できるので、まさにコロナ時代に適したアイテムですね。
そして注目すべきはそのカラバリとポーチの形!
どの色買うか迷っちゃうやつ〜。
カラーとポーチの形の組み合わせはどうなるんでしょうか。
全色×全形あったら最高。
あと気になったのはポーチが右手にあったり左手にあったり。
個人的には右手がいい。なんとなく。笑
ただグローブしてるとスマホいじれないじゃん〜って思ったけど、それでもこれは欲しい!!
これからのPRADAがますます楽しみ
以上、いかがでしたでしょうか。
まだまだラフとミウッチャ、お互い手探りの段階だと個人的に思います。
この2人体制がこれからあと何シーズン見ることができるのかわかりませんが(カルバンクラインのトラウマ笑)、
毎シーズン楽しみにしていきたいと思います!
拙い文章でしたが、最後までお読み頂きありがとうございました!
また次回。
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