『アウトプット大全』を読んで

こんばんは。弥生仁です。

あなたは月に何冊の本を読みますか?

僕は今でこそ冊数は減りましたが、大学図書館が身近にあった学生時代は多読家といっても差し支えないほど本を読んできました。

ただ、様々な分野に精通しているとか知らない事はほとんどない、といったわけではなくまだまだ世間知らずのあまちゃんのままでした。


僕は本を読む動機はいくつかあるのですが、娯楽という以外に自己成長のためというのが一番大きな割合を占めていました。

つまり、この本に書いてある情報を知る前と知った後で行動がかわり、能力が向上し、結果的に現実世界にいい影響がある。

そんなことを期待して読書をしていました。

しかし、結果からいえば全然でした。


客観的に見れば、その原因は明らかです。一言でいえば、行動力不足。圧倒的な行動力不足。

アウトプット大全で書かれていることを究極的に要約すると「行動しなかったら成長できないよ」ということだと思います。

当時の多読家だった自分の状況を振り返ると、本を読んでもその内容を誰かに話したり、ネットに投稿したりしませんでしたし、実践もあまりできませんでした。

1人でできるアウトプットは多少なりともしたかもしれませんが、いかんせん友達も少なく、人と交流するのも苦手だったため学習したりましてや教えたりすることなんてまずしませんでした。


教えるというのはアウトプットの中でも非常に自分の成長につながる行為だそうです。たしかに、自分でしっかり理解していなければ教えられませんし、相手の理解度を的確に把握し、レベル感を調節しながら教える能力はもともと備わっている人はレアでしょう。

さらに緊張感も生まれるため、インプット時の吸収率も高まるはずです。

正直、こうしてnoteで不特定の方に読んでいただける記事を書いていても僕にはノルマも何もないので緊張感がありません。(記事の内容がつまらなくても自分に大きく関わってきません)

もしこれが会社の仕事で毎日スキを10個獲得しろ!とか閲覧数を100にしろ!とか言われたらそれなりの時間をかけなければならないでしょう。


そして、今こうして書いていて自分でもびっくりするのが、『アウトプット大全』を読んだのにものすごくぼんやりとしか記憶できていないことです。

構成は、アウトプットの基本についてから始まり、話すこと→書くこと→行動することという順序だったのは覚えています。

実際、こうしてnoteを再開したのもこの本の影響です。


ただ、実際に自分がアウトプットしてみたことをこの1週間で振り返ると1つくらいしかありませんでした。

なので、今日は最後にその1つだけ書かせていただきます。


先日、高校の同窓会があるよというお知らせが高校のクラスLINEで流れてきて、「ほーん、まあ僕は呼ばれないだろうな」なんて考えていて(僕は成人式の日の学年の集まりに呼ばれませんでした)ふとクラスメイトのプロフィールを目を通すと監査法人に勤めていると思われる文言を発見したんです。

そこで、久しぶりに連絡を取り、監査法人について3つほど質問したのですが、なにもなくて聞くのは気まずかったので、「うちの事務所にくる就活生の質問に答えるため」という名目で話を聞きました。

とても協力的だったので親切丁寧に回答してくれてうれしかったです。

が、やっぱり浅いなと。

たまーに連絡をとる関係性も悪くはないのですが、週に1度、月に数回は直接あってビジネスとか人生の話ができる友人が欲しいなと思いました。

面白そうな人はたくさんいるのですが、僕自身にフックがないため社会人1年目が終わろうとするこの時期にも関わらず、全然ネットワークは広がりませんでした。

という、アウトプット大全と全然関係ない話を書いてしまったのは、考えながら書いたからだと思います。


そう、今思い出しました。

書く前に、文章の設計図を書いた方が良い!と書いてありました。

今、思い出しましたわ。



現場からは以上です。


ここまで読んで下さり、ありがとうございました。






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