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算命学で見るStray Kids①(バンチャン編)

前回は私がStray Kidsにハマった経緯を書いたので、今回はメンバーについて書いていきたいと思います。
トップバッターはバンチャンです。本当は1記事に全員分まとめたかったのですが、思った以上に長くなってしまい……しかも算命学は補足程度にするつもりだったのに、気がついたら記事の半分以上を占めていたのでタイトルに入れました。楽しんでいただけたら幸いです。

バンチャン
本名:バン・チャン(方燦)
   クリストファー・バン
生年月日:1997年10月3日
血液型:O型
国籍:オーストラリア
家族構成:父、母、妹、弟
マスコットキャラクター:オオカミ

我らがリーダー、ジーニアスバン。韓国系オーストラリア人で、スキズ結成前の練習生時代からチャンビン・ハンと一緒に3RACHAというユニットで作詞・作曲・プロデュース全般も担当しています。超人か??
初めて見たバンチャンがソリクンの赤髪バンチャンだったので、「グループで真ん中くらいのこだわり強めな孤高のファッショニスタ(好きな漫画:ジョジョの奇妙な冒険)」みたいな人だと勝手に思っていたのですが、普通にドラゴンボールが好きな最年長でしたね……。え、ほんとにジョジョ読んでないの??

(画が強い一枚)

巷ではヒョンジン(左)やフィリックス(右)が顔面ファイナルファンタジーと言われていますが、バンチャンもかなりFF感ありませんか?なんなら主人公の兄貴分とかで出てるの見た気がするし……。

(これはFF15のグラディオラス・アミシティアさん)

そんなバンチャンの命式はこちらです。

算命学を知らない方だと何がなんだかわからないと思いますが、これでもだいぶ省略しています。全部説明してると永遠に終わらないので気になるところだけ。

まず、バンチャンの日干はつちのえです。日干とはその人固有の属性みたいなものだと思ってください。ファイナルファンタジーの伏線が生きましたね。(そうか?)干は甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類あり、そのうち戊は「陽」の「土性」で、自然界における「山」を表しています。
っていうかバンチャンが戊なのメッッッッチャわかる!!だって顔に戊って書いてあるし!!!グループの中でバイタリティがあって強そうな人はだいたい戊です。(言い切った)

戊…陽の土/山
どっしりと鎮座する山のように落ち着いた風格から、人々に頼られる存在。しっかり者で現実志向型。サービス精神旺盛だけど冒険はせず、足元をしっかり固めてから行動を起こすタイプ。欠点としては、自尊心が強くお世辞やおだてに弱いところ。

(過去記事「ジャニーズ算命学部・日干占いまとめ」からの孫引きで失礼します)

ちなみに木村拓哉さんとかも戊です。その強さ、わかりますよね?グループに一人いると安定感が抜群です。みんなの頼れるヒョン(お兄さん)を体現した存在。

(24 to 25のバンチャンがあまりにも良すぎて何枚もスクショしてしまいました。最後のとかほぼお父さんだし……)

ただ、これで主星が組織を守る星である石門星とかなら「まさにリーダーになるために生まれてきたんだね〜」で話は終わりだったのですが、バンチャンは主星が調舒星ちょうじょせいなんですよね。えっバンチャン調舒星なの……!?ってちょっとびっくりしました。ちなみに戊が属性だとしたら○○星というのは場面に応じて使い分けるスキルみたいなものだと思ってください。(この説明、無理やりすぎてその筋の人に怒られそうですが……)
東に石門星があるのでみんなをまとめ上げること自体は好きだし得意だと思うのですが、本質は調舒星の「繊細で孤独を愛する完璧主義のアーティスト」です。初見の「こだわり強めな孤高のファッショニスタ」という第一印象はあながち間違いではなかったもしれない。
しかも戊の調舒星は「一人でいるのが好き」とか「人との別れが寂しい」みたいなわかりやすい孤独ではありません。もっと心の深淵を覗くような、哲学的で誰とも共有できない孤独です。帝王の孤独、指導者の孤独とも呼ばれています。まさにバンチャンのためにあるような言葉では……?
でも確かに、バンチャンの作る曲にはいつも孤独感が漂っている気がします。Hellevertorなんかは割とわかりやすいですが、個人的にはMy PaceやGet Coolのような軽快な曲の中にも世の無常さ、生きる寂しさのようなものを感じました。神メニューでブチ切れた感はありますが……。

幼年期は赤ちゃんの星である天印星てんいんせいです。赤ちゃんは自分では何もできないので、自然と周りから人が集まってきて助けてくれます。他人から力を借りることが許される存在なのです。
バンチャンは13歳で祖国オーストラリアから単身渡韓し、JYPエンターテイメントの練習生になりました。同じ事務所のTWICEやGOT7、DAY6などの先輩達からマンネ(末っ子)として可愛がられていたそうです。サバイバルオーディション番組では応援に来たTWICEお姉さんたちに囲まれて照れ笑いしているバンチャンが見られます。かわいすぎんか?
バンチャン、仕事にはメチャクチャ厳しいけれど、儒教の教えが根付いている韓国のアイドルグループにしては上下関係をあまり気にしていないように見えます。オーストラリアというお国柄や世代的なものもあるのかもしれませんが、「最年長・リーダー・プロデューサー」というゴリッゴリの肩書に対して、威張った感じがまったくない。メンバーも言っていましたが、マンネとしての経験があるからこそ下の人間の気持ちがわかるのでしょう。

(めちゃくちゃイジられてるし……)

そして壮年期には死人の星である天極星てんきょくせいが来ています。死人というとぎょっとするかもしれませんが、算命学ではこの世もあの世も同価値なのでネガティブな意味はありません。
死人には肉体がないため、限界を超えて働けるストイックな努力家です。そして生きるために媚びへつらう必要も無いため、万人に平等で優しい人です。
バンチャンはちょうどスキズ結成あたりで壮年期を迎えているので、彼のリーダー兼プロデューサーとしての過酷な旅はここから始まったのかもしれません。

JYPエンターテイメントの総合プロデューサーであるJ.Y.Park氏によると「ファンとアーティストの距離が近づいている昨今では、事務所主導で選抜したグループでは本質を見抜かれてしまう。メンバー自身の信頼関係を元にした絆の強いチームを作りたい」(意訳)と常々考えていたそうです。

(K-POPに疎いジャニオタでも知ってるJ.Y.Park氏。お噂はかねがね)

そんな事務所からの命を受けて、7年という長い練習生期間を過ごしてきたバンチャンが自らメンバーを集めて作り上げたのがStray Kidsです。もしかしたらそれはチャン少年に与えられた最後のチャンスだったのかもしれません。グループの失敗は己自身の失敗でもあるのです。サバイバルオーディションでの過酷なミッションをクリアしてデビューしたあとも、我々には想像もつかないほどのプレッシャーの中で戦い続けてきたのでしょう。

でも、かわいくて人目を惹くアイエン、誠実で気配りのできるスンミン、同郷でカリスマ性のあるフィリックス、一番長く苦楽を共にしてきた万能のハン、表現者としての情熱に満ち溢れたヒョンジン、クリエイターとして抜群のセンスを持つチャンビン、最後にやってきたダンスの牽引者であるリノ……「バンチャンが僕達を選んだのではなく、僕たちもバンチャンが好きで入ることを決めた」とヒョンジンが言っていたように、バンチャンが選んだように見えて、バンチャンの周りに自然と人が集まってきたのかなと思いました。
天高くそびえ立つ山に、生い茂る木々や流れる川を求めてありとあらゆる生き物が集まってくるように。

(バンチャン編 終わり)

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