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『JIC日本語コミュニケーション認定講師資格講座』5期生のRさんとの3回目の「日本語教師の社会性」のこと

先日、
『JIC日本語コミュニケーション認定講師資格講座』5期生のRさんとの講座がありました。
(Rさん、今回も、いろんなお話しましたね^^ とっても楽しかったです!)

スリランカの日差しが強くて、私の様子が少し変ですが^^; 私の中でのスリランカあるある、です^^

そして当日ですが、、、

本来のMenuは☝️だったのですが、まずは、いつものように、Rさんのこの1週間の近況報告からうかがい、現実と講座をリンクする時間から始まりました。

その中で、実際の外国人労働者の、ある出来事のお話を伺いました。
まさに「今」起きている出来事でした。

そして、そのリアルな出来事に対しての「解決のアイデア」をディスカッションしました。

数字やデータで解決できない問題は、
「抽象的」で始まり「抽象的」で終わることが多いです。

でも、そこをできるだけ
「抽象的」で始まり、「具体的」で終わらせるように思考回路をもっていきます。

この「日本語コミュニケーション講座」の中で、終始気をつけていることは、まさに「ここ」です。

「抽象的」で終わってしまっては、受講生の皆さんが、いざ一人で問題に向かおうと思っても

「え〜っと、何をどうしたらいいのかな、、、」と、スタート地点が見つからず、そうなると、「解決」は到底具体的には進みません。

「問題の入口が具体的」に見えると、「具体的な解決」に繋がりやすいのはもちろんですが、その前に、「問題を具体的に見つける」ことがまずは最初の第一歩、なのですが、

「ほんと辛くて、、、」とか
「ま、文化が違うからね、、、」とか
「永遠の課題ですね、、、」とか

「気持ち」を、どう具体的に落とし込めるのか
「文化の違い」を、どう具体的に言語化できるのか
「永遠の課題」を、どう近い将来の解決にもっていけるのか

これらの問題を「抽象的な表現」で終わらせてしまっては、日本語コミュニケーション講師の存在意味がありません。

ただ、個々が、この
「抽象的」→「具体的」に落とし込む思考回路を自主トレで手に入れることができるかというと、そこもまた非常に難しい、、、というのが現実です。

ちょうどこういう流れを証明するのにぴったりの事例を持って来て下さったRさんには感謝です^^

そして、一通りこのリアルな事例に関しての検証が終わったところで、この日のMenuに入りました。

そして、その中で、1枚ですが、お見せしたい資料があります。
これです👇

なぜ、私が、この「社会性」という言葉に敏感になっているかと言いますと、何年も前から

・日本語教師って、社会性、、、ない人多いですよね?

・日本語教師って、もっとコミュニケーションが取れるものだと思っていましたけど、なんでこんなに話が通じないの?

・日本語教師って、その専門性は分かるけど、こっちは、早くコミュニケーション取れるようにしてもらいたいのに、全然そこを理解してもらえず、文法の話ばっかりされるんだよね〜

もしかしたら私に言われたかも^^; 知れませが、こういうことを、数名の企業の社長さん達から言われてきました。

この辺りから、より、周りの日本語教師を見渡すようになって、「社会と日本語教師」という視点から分析するようになりました。

そういう視点で見てみると、残念ながら
「確かに、、、」

と思うことも少なくない、という現実を見てきました。

でも、いつでも、なんでも、誰でも、
「気づいたときはチャンス!」
です^^

フリーに仕事をして、日本企業や社会と接点を持ちながら、約15年ほど日本語教師をやってきた私には、「社会が求めているものと自身の専門性を繋ぐ方法」が、ある程度見えるようになりました。

フリーランス日本語教師、、、つまり、
「社会と接点を持ち、社会の一員として求められる」
からこそ、企業契約が実現したり、契約継続が増えたり、

「社会から求められる」
立場で存在できるのだと思います。

っということは、この点が欠けていたら、

企業契約が実現し、、、にくい
契約継続が増え、、、にくい
社会から求められ、、、にくい


立場になってしまう、ことは想像できるかと思います。

日本語教師だから「日本語コミュニケーション講座」をしている、
ではなく、
日本語教師として社会と接点を持ちながらやってきた、という背景があるから、この講座を作り、発信しています。

少し私の思いをお伝えさせていただきました^^

今後も、引き続き『日本語コミュニケーション認定資格講座』の、受講生の募集をさせていただきますので、

「これこそ私が求めていた講座だ!」
とお持って下さった方がいらっしゃいましたら、

6期生も、「1名様」という枠で募集させていただきます。

ご興味のある方、遠慮なくご連絡下さいませ。

改めまして、Rさん、今回もとっても楽しく充実した時間をありがとうございました!







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