8月7日／14日（Sun）『初級文法を分かりやすく教えられるようになりたい日本語教師のためのWorkshop_第一弾』

🌺『初級文法を分かりやすく教えられるようになりたい日本語教師のためのWorkshop』を生み出した背景

今日、ある日本語教師の方（『JIC日本語教師養成講座受講中の方です＾＾』）と、メール交換をしていました＾＾

こちらの受講生さん、よくメールに、近況の動きを書いて下さったり、ご自分のお気持ちなどを書いて下さいます。

お会いしていない間も、ずっとお会いしているような気持ちになって、とても嬉しくなります＾＾（ありがとう、Hさ~ん！）

そして、この受講生さんから、ちょっとお悩みを受け、そのことに、私からお返事させていただきました。

そして、先週、同講座の別の受講生さんとの会話も日本語教師の皆様の「共感」に繋がるのでは、と思い、一部抜粋してご紹介させていただきます。
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よく日本語教師の皆さんから
「教えることに自信がない」または
「なくなった」
と相談をうけることがあります。

Q：「どうして自信がないんですか？」
A：「授業を面白くできないんです。生徒さんの反応がいまいち、、、」

Q：「そうですか、、、。どんなふうですか？具体的に言うと？」
A：「多分、私の説明の仕方が悪いんだと思うんですけど、うまく導入とか文法説明ができなくて、それで多分、あまり反応がないんだと思います。」

Q：「そうですか、、、。じゃ、どうすれば反応がよくなると思いますか？」
A：「多分、私がもっと導入が分かりやすいとか、文法説明が簡単に的確にできると、多分、生徒さんも理解できて、もっと練習ができて、会話の時間がとれて、、って、多分、そこかな、、、。」

Q：「そうですか。じゃ、どうしましょうか、、、。」
A：「一応文法書とか、自分なりに読み込んで、理解しているつもりなんですけど、でも、いざ、分かりやすく説明ってなると、そこは自信がないですね、、、。」

Q：「そうですか、じゃ、問題は「分かりやすい説明」ですね？ここができれば、授業がもっと面白くなって、●さんも、自信が持てますか？」
A：「そうですね、、、繋がってますよね、、、よく考えると。。。」

Q：「じゃ、「分かりやすい説明」って、どうやったら身につけられそうですか？」
A：「そうですね、、、。やっぱり、もっと根本的に文法を知ることから、、、ですよね、、、。多分、もっとちゃんと理解すると、何を説明すればいいのか、どう説明すればいいのかが分かってくるんじゃないのかな~と。」

Q：「そう思いますか？そこが答えだと思いますか？」
A：「はい、そこが答えだと思います。ただ、「分かりやすい説明の仕方」って、、、自分でできるのかなあ、、、。そこはちょっとまだ自信がありません、、、。」

Q：「そうですか。●さんが考える「分かりやすい説明の仕方」って、例えば「〜ませんか」だったら、どう教えますか？」
A：「そうですね、、、。英語で教えて良いときは英語を使って教えてるんですけど、でも、もし、英語があまり使えない状況だったら、、、う〜ん、悩みますね〜。。。」

Q：「英語を使って良いときは、もちろんそれが早いですよね＾＾●さん、「〜ませんか」って、つまり何だと思いますか？」
A：「つまり、、、ですか、、、？え〜っと、、、」

Q：「いいですよ＾＾。じゃ、「〜ませんか」を「私だったら」ということでご説明すると、例えば、友達と町を歩いてて、美味しそうな食べものを見つけました。その時、実はその人の心の中に、こういう変化があります

Step1：「食べたい〜＾＾」（⬅️心理）
Step2：「Aさんと一緒に食べたい〜＾＾」（⬅️心理）
Step3：「Aさん、一緒に食べませんか」（⬅️発話）

これです＾＾

この「心理」➡️「発話」までの流れを、簡潔に整理でき、そして、この「ステップとして」教えたら、、、どうですか？」
A：「すっごく分かりやすいです！これだったら、生徒さんもすぐ分かってくれそうですね！しかも、これって、このまま導入にも使えますよね？！」

Chihomi：「分かりますか？つまり、文法を根本的に知ることが、分かりやすい文法説明にも、分かりやすい導入にも繋がっているんですよね。ここを導入や、分かりやすい説明の仕方で悩んでいらっしゃる日本語教師の皆s難易知って欲しい、って思っています＾＾」
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⬆️ここまでが他の受講生の方とお話をしていたときの会話です＾＾

そして、今日の受講生さんとの会話をここから繋げると⬇️
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「芸は身を助ける」
の言葉通り、芸＝技術を身につけておくと、それが自分を支えてくれる武器になる、と、実感の連続の人生です＾＾

日本語教師という職業が、もっと世の中に通用する仕事になったり、もっと仕事として安定したものになるために、もっと個々の日本語教師の皆さんが、日本語教師であることに「自分らしく」を重ねることができるようになる全ての根底に

「芸＝技術＝文法」

があります。

この「芸」が、自分自身を救う武器になると、一人でも多くの日本語教師の皆さんに知って欲しいといつも思っています。

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『日本語を教えるのに文法が必要か？』
という議論を、どこかで見たような気がします。

私の答えは
『生徒さんの目的によっては』
ですし、
『必ず必要！というものではない』
というのが本音です。

ただ、生徒さんからの
『先生、これって、どうして〜？』
とか、
『●さん、いつもここ間違ってますけど、そもそも、ここ、理解していますか？』
とか、

「教師」として、彼らに、情報を整理しながら教えることができたり、
『なるほど、納得です！』
という

『腑に落ちる』
説明ができるのは、

『文法を知ってるから』
であり、
『言葉の仕組み』
を理解しているからであり、
『文法の全体が見えている』
からであり、
『分かりやすい説明ができる』
からです。

ここの
『腑に落ちる』教え方ができ、
生徒さんの
『はっきり分かりました！』
という言葉を聞きたい、という方は、

『日本語を教えるのに文法が必要か？』
という議論答えは、きっと

『はい、必要です』
という答え、、、ですよね？

🌺『初級文法を分かりやすく教えられるようになりたい日本語教師のためのWorkshop』詳細🌺

【テーマ】初級文法を簡潔に分かりやすく教えるスキルを身につけるWorkshop

【内　容】①「初級文法をできるだけ分析し、分かりやすい教え方を知る」
　　　　　②「事前アンケートで、特に知りたい項目を実践」

【日　時】8月7日（日） 　8:30〜10:00 ⬅️朝活timeですね^^;
　　　　　8月14日（日）  10:30〜12:00 ⬅️丁度良いでしょうか^^;

＊参加者の方のお悩みが違うと思いますので、全く同じ内容ではありません。1日だけ参加もOK、両日参加もOKです！（一部情報は重なると思いますが、ご了承くださいませ^^;）

【参加費】2,500円／日（税込み：2,750円）
＊両日参加の方は、5,000円（5,500円）➡️4,000円（4,400円）でご参加いただけます（ちょっとお得ですね＾＾）

【定　員】各10名ぐらい

【お申込・お問い合わせ】heart.intenrational.japan@gmail.com

では、とにかく！！！
日本語教師が国家資格になっても、どんな時代になっても
「生徒さんを早く上手にすることができる日本語教師」が、生徒さんにとって必要とされる、、、ということは間違いないことです。

周りの状況、情報に一喜一憂することもあるかと思いますが、一朝一夕では身につかない技術は、こんな時こそ、
「真摯に、コツコツ身につける」

ことが、心の穏やかさを取り戻せる、また、自分を信じて前に進める軸になります。

たくさんの皆様のご参加をお待ちしています！

Chihomi＠いつも日本語教師の皆様のサポーターです