長い前置きと気付き noteで個人史を振り返っている途中、一冊の本を読みました。 小川洋子さんと河合隼雄さんの対談集です。 その中の一部を引用します。 本はいつも、読むべきときに向こうからやってくると思っています。この本もそう。 私がわざわざnoteに個人史を載せた理由は、人に読んでもらうことではありません。 自分の物語を書き写すことで深層にある悩みに向かい合おうとしたのです。 その結果、 大切にされる経験が少なかったから、Xジェンダーだから、自閉症だから、と重く
性同一性障害(Xジェンダーだけど)と発達障害の診断が降りて数年経った今、自分史をもう一度振り返ってみようと思います。 今回は上京2年目から5年目である現在まで。 性格 対人不安有り。 抗うつ剤の服用後からは多少落ち着く。 自己追究しては病み、回復しては病み、を繰り返すばかり。 記憶、できごと 上京2年目 ①LGBTQsの講演を巡る。そこで出会う人と話したりSNS上での繋がりができたりする。 孤独感が和らぐが、参加者のように当事者であることが原因で深刻な自傷をする、不登
性同一性障害(Xジェンダーだけど)と発達障害の診断が降りて数年経った今、自分史をもう一度振り返ってみようと思います。 今回は上京して1年目編。長くなったので……。 性格 向上心が高まり休みの日も講演会に出かけたほど。発達障害は学生時代からよく調べていて自分もそうかもしれないと思いつつ、安易に決めつけたくなかったので放置。 性自認や性的指向について考え、自分とは何?を追究する。人と距離を縮めることは不安。 記憶、できごと 上京1年目 ①猫1匹抱えて23区へ転居。こんなに
性同一性障害(Xジェンダーだけど)と発達障害の診断が降りて数年経った今、自分史をもう一度振り返ってみようと思います。 今回は浪人、大学生編。 性格 劣等感の塊。仕事以外のことで人と関わりたくない。一方でプライドが消え文章を通して他者の価値観に関心が向く。競争から降りたため自分のペースで勉強すること、考えることが楽しくなる。数学ごめん。 記憶、できごと 浪人生 ①不合格から2ヶ月ほどお粥しか食べられなかった。 ②兄が独立、私が高校を卒業したことで生活保護の受給額が下がり
性同一性障害(Xジェンダーだけど)と発達障害の診断が降りて数年経った今、自分史をもう一度振り返ってみようと思います。 今回は高校生編。 夏休みが終わるから小学生のごとく焦ってます(笑) 性格 進路も人付き合いも全て受け身。 意思表示をできなくなる。 クラスでは完全に空気。年に5日の年休制度をマイルールで作って乗り切る。 仲良くしたいと思う子がクラスに居なかった。 性別違和はあまり感じなかったが自分はレズビアンだと思っていた。(今は違う) 記憶、てきごと 高1 ①中学ま
性同一性障害(Xジェンダーだけど)と発達障害の診断が降りて数年経った今、自分史をもう一度振り返ってみようと思います。 今回は中学生編。 性格 男性は皆敵だと思っている。「ジミーズ」って陰で言われていたけど特定の友だちが居てくればそれでいい。勉強は頑張ってるけど数学だけ異常に悪い。動物の絵ばかり描いていた。この時点で写真を撮られることが苦手。 夕飯を自炊していたので料理が好きになる。 記憶、できごと 中1 ①反抗期終了。制服が嫌すぎて入学前から憂鬱。スカートだけじゃな
性同一性障害(Xジェンダーだけど)と発達障害の診断が降りて数年経った今、自分史をもう一度振り返ってみようと思います。 今回は小学校高学年編。 性格 コミュ障オタク。中学年までの友達以外まともに会話ができなかった。親と兄にかなり反発。家庭では短気で口が悪い。 記憶、できごと 4年生 ①生理が始まる。母が赤飯を炊いてくれたことが気持ち悪くて、何か言って怒られた。父が目の前で叔父や伯母に報告したことは最悪。生理が始まったことより胸が膨らんでくることのほうがよっぽど嫌。 ②ク
性同一性障害(Xジェンダーだけど)と発達障害の診断が降りて数年経った今、自分史をもう一度振り返ってみようと思います。 今回は小学校低学年編。 性格 徐々に”女の子らしさ”を嫌い始める。 何か失敗して親に怒られそうになったらよく嘘をついていた。 だって正直に言うともっと酷い目に合うし、隠し通せることも度々あったから。 大人と対面すると口がきけなかった。 大人が話しかける=何か失敗した又は注意を受けるときって思い込んでいたのかな。 記憶、できごと 小1 ①性別違和は持
性同一性障害(Xジェンダーだけど)と発達障害の診断が降りて数年経った今、自分史をもう一度振り返ってみようと思います。 両親 出生時 両親ともに40代半ばほど。 結婚当初から仲が悪かったらしい。 よく15年も続いたね。 きょうだい 姉と兄。遊んだ記憶がほとんど無い。 姉はきょうだいに自分の時間を取られるのが嫌で、兄ははじめから私をよく思っていない。 姉には怒られた記憶しかないのだが、私がASDだからかな? 記憶、できごと ①ベビーベッドで寝ていたら家族全員から顔を覗
「君に必要なのは”母性”と”父性”の克服だ」 これは先日、私に向けられた言葉だ。 今日はその話をしたい。 私は「親、きょうだい」の話題を見ると気が触れそうになることがある。 そういった話題は大半がSNS。 内容に関係なく、その話題自体が嫌悪の対象だ。創作物でも物によっては忌避する。 私は生きづらい。 リアルでもネットでも、出生家族の話は突如現れる。それを話す人々は絶対に悪くないのでやり過ごすしかない。私が歪んでいる。 この「親、きょうだい」への感情は「私自身が人の親に
自己肯定感が低い!と評判の発達障害民。 私もASDと精神疾患の合わせ技でもれなく低かった。今も高くはない……。 幸い20代半ばから少しずつ暮らしが上向きになってきた。 美味しいもの、良い場所、人、事に出会ったとき、「私の人生でこんな贅沢が起きていいのか……?」と毎回のように口に出していた。 ある種の罪悪感や、二度と同じものに会えないだろうという諦観や、良くないことの前触れじゃないかという不安があった。 だけど1年ほど前からそう思わなくなった。 今は素直に幸福感に浸れている
私は性同一性障害(GID)の診断を受けたあとに発達検査を受け、ASDの診断が出た。 GIDの診察を受けにジェンダークリニックに通院していた当時、この性別違和が、自己嫌悪が、LGBT界隈のみんなとは違う気もしていて、発達障害の「こだわり」から来ているのではないかと思っていた。機能不全家族で育ったので、育ちの環境のせいかもしれない、とも。 つまり、自分はトランスジェンダーなのか、発達障害者なのか、その他なのか、とにかく自分を何と呼べばいいのか分からなくて、焦っていた。当時、何の
Twitterに書くもんじゃないと思ったから。 雑多アカは元々オタク繋がりメインだし、 本性アカは皆の意識が高い。遠い。 そんな中、もう一度自分の内面と向き合いたい気持ちが湧いてきた。 ……多分、夏休みだから笑 ここに書く目的は 1 過去の出来事と向き合うこと。 2 伏せてきた考えを書くこと。 3 この2つを通して「今の自分」を見る 以上です。
リューです。 Xジェンダー、ASD、精神疾患もち。 noteではこれらに関連した事をそのときの気分で、好き放題に書き散らす予定です。 とりあえずは、夏休みが終わるまで笑