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演技力の向上について、深見梨加さんからのアドバイスをご紹介♡【愛とふかみのアドバイス♡】

ひあひあ~!
「声で”好き”を発信したい人」のための音声投稿サイト、HEAR(ヒアー)公式です。

演技って難しい!

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この記事を読んでいる方の中には、朗読に声劇、シチュエーションボイス、声優など、声の演技を趣味・仕事にしている方がたくさんいると思います。
でも、声の演技ってなかなか難しい……!

目の前に相手はいないし、マイクに向かって話すため、距離感や適切な声の大きさをつかむだけでも一苦労。
声の演技の初心者であれば、なおさら演技力の向上に悩みますよね。

HEARには、演技についてプロからのアドバイスを聴けるコンテンツがあることをご存じですか?

そのラジオがこちら!

愛のふかみのおたくラジオ♡/深見梨加

アニメ『美少女戦士セーラームーン』のセーラーヴィーナス役、
映画『マレフィセント』のマレフィセント役など、
多数の人気作品に出演している深見梨加さんの公式ラジオです。

このラジオは深見さんが「こよなく愛しているモノ・コト」について語るコーナーがメインですが、演技に悩む人や声優を目指す人に向けてアドバイスを送る「愛とふかみのアドバイス」のコーナーもあるんです!

今回は、全12回あるラジオの中から演技力の向上についてのアドバイスを抜粋して紹介します。
想像力を鍛えることが演技力の向上のカギ!……だそうですよ!

第2回「演技における役作り」

◎プロの役者さんって、どんな役作りをしているの?
◎自分本来の性格と違う役を演じるときはどうすればいい?

演技を始めたばかりの人なら誰でも思うであろうこうした疑問ですが、第2回のラジオで深見さんが丁寧に答えてくれています。

まずはポイントをいくつかご紹介。

キャラクターの持つ"空気感"を大事にする。
映像がない作品の場合は「絵を描いて」具体的にイメージする。
日常を過ごしながら人をよく観察する。
普段から心を動かす!感情をたくさん表現する!

キャラクターの持つ空気感?心を動かすってどういうこと?
これから順番に説明していきますので、ゆっくり読み進めてくださいね。

キャラクターの持つ"空気感"を大事にする

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アニメや映画に声をあてる場合は映像があって、そのキャラクターが画面のなかで動きます。そのときのキャラクターの空気感を大事にしている、と深見さんは話しています。

映像の中、演じているそのキャラクターは、セリフを言っているときに何を感じている?気温はどう?においはする?鳥肌が立っている?胃がキュッと縮み上がっている?それともあたたかさを感じている?
キャラクターがまとっている空気までを想像して自分に投影すると、さらにリアリティが出るそうですよ。

普段から気温や匂い、周りの音、風のそよぎ方など、鮮明に思い出す訓練をしておくと演技に役立つかもしれません。

「絵を描いて」具体的にイメージする

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アニメや映画ではキャラクターが実際に動いているためその分想像がしやすいかもしれませんが、ラジオドラマや朗読の際は映像がありません。
そういう時にはキャラクターや景色のイラストを描いて想像を膨らませる、というのがよく使われる方法だそうです。

イラストを描く際には上手くなくても大丈夫!
実際に手を動かしてアウトプットすることで頭の中にあるイメージを鮮明にするのが目的なので、とにかく描いてみるのがいいようです。

日常を過ごしながら人をよく観察する

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本来の自分と全然違うキャラクターを演じるときはどうすれば?という悩みには、「よく人を観察する」とアドバイス。

お母さんが電話に出るときの話し方はどんな感じ?
ラーメン屋の店員さんはどういう話し方をしている?
電車に乗っているサラリーマンはどんな特徴がある?
そういった日常の中で出会う人たちを観察して自分の中に"引き出しを増やす"ことが役作りには大切だそうです。

こういう人はどんな声の高さで話すかな?どんな口癖がある?など、不審にならない程度に観察してみましょう。

普段からよく心を動かす

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普段からできていないことを演技の場で急にできるようになるのは難しい、とも深見さんは語っています。

たしかに、全力で泣いたことがない人が大泣きする演技をしたとしてもリアリティに欠けますよね。
爆笑したことがないのに急に爆笑してくださいと言われても、どうすればいいかわかりません。

普段から感情を開放して、泣く、笑う、怒る、戸惑うなど、たくさん表現すること!
そうしておくことで、演技の際にも自然な感情表現ができるようになります。
ただし!怒るときは、他人にぶつけたり迷惑をかけないように注意しましょうね。


第2回ではこのほかにも、「悪役やラスボスを演じるときはどんな感じでやっているの?」といった質問にも答えています。
役者はみんな普段から感情の起伏が激しいと語る深見さん。
感情を上手くコントロールできるようになると演技も上達するそうですよ。

第2回のラジオ本編は↓こちら↓


第6回「演技に必要な想像力の鍛え方」

第6回では、「想像力の鍛え方」について、もっと詳しく教えてくれています。

◎想像力を鍛えるというけど、具体的にどうすればいいの?
こんなお悩みに対して今すぐできる練習方法をアドバイス。

今回は第2回からの応用で、実践編のご紹介です。

想像してみよう!

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さて、それではラジオ内で深見さんが教えてくれた練習方法をひとつご紹介。
みなさんも読みながら想像してみてくださいね!

❝あなたは今、自宅の玄関の前(外側)に立っています。
周りの景色はどんな感じですか?どんな音が聞こえてきますか?
ドアは何色ですか?ドアノブはどこに付いていますか?どんな形をしていますか?
鍵穴はどこ?ドアはどっちに開きますか?

鍵を開けて玄関に入ります。
玄関はどんな様子ですか?右には何がありますか?左には?
どんな匂いがしますか?廊下はどのように広がっていますか?
靴を脱いで廊下に上がってみましょう。…………❞

どこまで鮮明に想像できたでしょうか?
毎日過ごしている家の風景でも、こうして思い出してみると実はあまり覚えていない……なんてことがあるかもしれません。
こうして普段の何気ない日常を鮮明に思い出してみるだけでも、想像力を鍛える練習になるそうです。

他にも、たとえば家から駅まで歩くまでの道、電車に乗っている時間、会社や学校の昼休みの風景など、様々な日常の一コマを思い出してみるといい練習になりそうですね。


第6回の本編では、このほかにも想像の練習テーマを語っていたり、このイメージ方法を利用した夢の叶え方なんかも教えてくれています!
深見さんの"大好きなモノ・コト"を語るメインコーナーでは自身も多く吹き替えを担当している海外ドラマについてどどん!と語っているのでぜひ聴いてみてくださいね。
おたよりもまだまだ募集中です。

第6回のラジオ本編は↓こちら↓

演技のプロからの貴重なアドバイスを活かして

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『愛のふかみのおたくラジオ♡』では、毎回演技や声優に関しての質問に回答したり、アドバイスをお話ししています!
演技のプロからアドバイスをもらえるというこの貴重な機会に、ぜひ演技力の向上を図ってみてはいかがですか?

また、パーソナリティーの深見梨加さんは個人でのプライベートレッスンもされているそうなので、より高いレベルのレッスンを受けたい人は深見さんの公式サイトを覗いてみるといいかもしれません。

あなたの声の活動がさらに素晴らしいものになりますように!


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