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さっとんの「感覚」

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「感じること」「思うこと」「だよね」と日常的な感覚を語った記事。個人の見解であり、日々の積み重ねで内容に変動することをご了承ください。
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2021年9月の記事一覧

難病というコトバに負けない

わたしのおじいちゃん、孝太郎は84歳で他界しました。 そして、彼は脊髄小脳変性症という難病をわずらっていました。 おじいちゃんの症状は「失調」といって、カラダが酔っ払っているようにフラフラとカラダを動かしてしまう症状です。 ワンカップ大関が大好き。 孝太郎はアルコールが入ってなくてもフラフラ(失調)。 それはそれでハッピーだったのかもしれません(いや、そんなことないか笑)。 こんなところまで目を光らせるか?と、鍋奉行が大好き。 いつもすき焼きの砂糖と醤油のバランスだ

マスクをしてても「えがお」は伝わる

マスクをしてるから伝えたいことが「伝わらない!」と感じた経験はありませんか?わたしもその1人です。 1年と6ヶ月ほど新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、わたしたちの世界も大きく変わりました。 1番変わったことはマスクが必着になったこと。みなさんもそうですよね。 今までもインフルエンザ対策として、毎シーズンの冬は着用を義務にされていましたが、現在は夏も、もちろんマストです。 この期間、わたしが痛いほど学んだことの1つとして、コミュニケーション力が脆弱であることです。こん

あいさつだけで、好感度ってわりと上がるよねという話

朝の「おはようございます」で、 スッと会話が始まり、 2言目でその日の会話をスムーズにすすめるきっかけを作れるんじゃないか?って思う事があります。 そして、そのあいさつで、相手に好感を持つことって多くないでしょうか? じゃがいも君(わたしの長男)が小学校に入学した当初「登校班でちょっと溶け込めない」って感じていたそうです。 ほぉ、と眉を潜めて考えてみると、案外、大人でもそういう場面って多いですよね。 あ、今日は溶け込むように相手と折り合えてないって感覚。 そういう時

リハビリは機会であり、理解であり、期待である

理学療法士なのに、リハビリって何なんだろう?って答えが明確に出せずに15年走り続けた気がします。 『リハビリしなくたっていいんじゃない?』『する意味あるの?』とその効果性について、リハビリを始める前から閉店ガラガラとなってしまう事が多いのも実情です。とっても悔しかったし、悲しかった。 在宅リハビリをするよりも 他のサービスの方が機能的です。 他のサービスの方が即時的です。 私たちの価値とは何か。 迷いはあった。しかし、今は迷いません。 リハビリは機会であり、理解であり