営業で僕が心がけていること

★お忙しいところすみませんは言わない
飛び込み営業やアポなし訪問をしたとき、先方の担当者さんは仕事を一時中断して私たちの話を聞いてくれています。そういった気持ちから、会話の最初に「お忙しいところ申し訳ございません。」と言いたくなる気持ちは痛いほどわかります。その気持ちは、絶対に持っておくべきですが口にするのは僕自身極力控えた方がよいと思います。営業をしていれば、多少話が脱線して想定より長い時間商談してしまったり、「○分くらいで営業は終わるだろう」と先方が推測している時間を大きく超えてしまった場合は、忙しいと分かっているのにも関わらず簡潔に物事を伝えない営業マンだなと感じる人もいるかもしれません。
私は「突然すみません、□□株式会社の△△と申します。○○の件でお伺いいたしました。」と簡潔に前置きをすませ、帰り際に「お忙しい中、お時間いただいてありがとうございました。」とお礼を言うように意識しています。ポイントは謝罪ではなく感謝として伝えるです。
ただ例外として、顔を合わせた瞬間から不機嫌そうなのであれば「突然訪問してすみません。もし今お忙しいようでしたら日を改めてお伺いいたします。」と言ってちゃっかりアポを取ることもあります。強引に営業を始めても恐らくいい結果は出ません。相手の反応を見て臨機応変に行動を変えるのも営業マンの面白いところだと思います。

★新人の頃は初心者特権を盛大に使う
自論「若くて知らないことが多い」「業界経験が短く知識が乏しい」は欠点にも大きな武器にも成り得ると思います。私が身を置いている建設機械業界は、高齢化が進んでおり28歳の私からすると2周りほど上の世代(5,60代)に営業することがほとんどです。数十年業界に身を置いて、且つ機械を実際に使用している方々なので、私なんかよりも2000000兆倍知識がある方ばかりです。そういった方々には営業マンというより「教えてもらう生徒」に近いような立ち位置で話をしているように思います。(その代わり、しっかり成長していることが伝わるよう僕も努力しています。)
また、はじめましてのお客さんには「今入社〇ヶ月で~」や「1人で営業を回りだして〇ヶ月目で~」など、新人アピールをすることもあります。これは逆効果のお客さんもいるので一概に効果があるわけではありませんが、面倒見のいい方からは応援してもらえたりします。知識武装できていない新人は営業マンとしては半人前ですが、せっかくなので欠点もうまく使って武器にしてしまいましょう!

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