金融資産非保有割合=お金持ってません割合 について

お金のストレスをなくし、心を癒しながら
幸せな生活を送るための応援をする、
ファイナンシャルプランナー×心理カウンセラー×宇宙とつながるセラピスト
野村光です。

私は過去ながい期間にわたって、
「収入が高ければお金が貯められるのに…」
と思っていました。

大学生で、かけもちでバイトしていたときも、
社会人として働き始めてからも、
お金を貯める、ということが出来なかった。

「あれば使う」という言葉がありますが、
まさにその通りで、
あったらあった分だけ使いました。

マイナスにならないのが不思議なくらい、
毎月ぴっちり、
銀行口座の残高が0に近くなるまで。

振り返れば、最初に勤めた会社は
平均的なお給料を支払ってくれていて、
きちんと賞与もあったので、
貯めようと思えば貯められたでしょうし、
事実、同期入社のコたちは、
ちゃんと貯めていたようです。

転職して給料が下がり、
ますます貯蓄はできないと諦めました。

でも、今ならわかります。
貯められる人は貯められる。
貯められない人は貯められない。

うーん。違うかな。

貯める人は貯まる、って感じ?

まずは「貯める」と決めることが大事
決めたら、貯めるための行動をするから。
心のスイッチが入るから。
スイッチが入らない状態で、
物事が勝手に「こうなったらいいな」
の方向には進んでいかない。

そして、決めた人は収入に関わらず
貯めることができる一方で、
どんなに収入が高くても、
一向に貯めることが出来ない人もいます。

以下は、金融資産非保有世帯、
すなわちお金を持っていないおうちの、
年齢別、収入別に見た割合です。

2人以上世帯での年収、世帯主年齢別の金融資産非保有割合(%)。50%以上を赤、30%以上を青で色付けしている(出典:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(2人以上世帯調査2023年)」)

収入がない人が資産をお持ちでない、
というのは納得の結果だとしても。

1,000万円以上稼いでいたって、
2割以上の方が金融資産非保有です。

不動産とか、絵画とか、車といった、
その他の資産はあるでしょうけれどね。
使うからお金持ってないんだから。

お金を使うのが趣味だったり、
使っているお金が無駄使いではなく、
活きたお金であればいいと思いますが、
そうでない場合もあると思います。

・愛の証明
・見栄
・自己評価の低さの埋め合わせ
・仕事疲れで家事一切を外注
・あるから使うw

お金は使おうと思ったら、
あるいは貯めると意識しなかったら、
面白いくらい貯まらないものです。

自宅がこだわりの注文住宅

周辺スーパーが一般よりお高め

習い事も1つじゃなくて2つする…、

シマムラやユニクロで服は買わない…

鞄や時計はハイブランド品…

美容院はトップスタイリストを指名…

車は高級外車…

ひとつひとつはそれほどではなくても、
重なるとかなりの支出になるものです。

以前も書きましたが、
貯蓄がないと選択肢の幅が狭くなります。
高所得者は毎月の給与も高いので、
給与が入り続ける限りはそれほどの
負担感を感じない思います。

ただ、そのままの感覚でセカンドライフに
突入してしまうと、公的年金は
それほどの収入にはなりませんので、
日々の生活費を下げる努力は
しておいた方が無難です。
上げた生活費を戻すのはかなり大変だから。

もっと大事なのは、
自分はどうしてそれほどお金を使うのか、
その内面・ココロを直視することでしょう。

年収700万円以上は幸福感はかわらない
という研究結果がある通り、
日本より貧しくても幸せな国が多数あります。

日本はゆたかなのにゆたかじゃない…。
お金を使うことで得られる満足は、
何かを手に入れたら消えてしまう。

そんな刹那的な幸せではなく、
本当の幸せ、本当の循環を手に出来るよう、
祈るばかりです。

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