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育てているラベンダーと香りとはたらき

初投稿はラベンダー。
ガーデンでは、ラベンダーを育てています。
東京に住んでいた頃はレースラベンダーを鉢植えで育てるぐらいで、
他のラベンダーを育てるのは初めてになります。
2023年は植物が土地に馴染むのか、どのぐらい育つのかを見た一年になりました。

薬草ガーデン/ラベンダーの紹介

フレンチラベンダー

ウサギの耳のような、パイナップルにも似ている花のフレンチラベンダー。
学名Lavandula stoechas   (ストエカス系)
耐暑性、耐寒性に強いので、育てやすいといわれています。
去年の春に植えました。夏前に蒸れないように梳き、夏の暑さを耐えて10月頃から12月にかけて大きく成長しました。
冬越しも出来たら5月頃から花が咲き始めます。
香りは弱いが花がかわいい。
フレンチラベンダーの精油はローズマリーやユーカリのような樟脳=カンファ―が多く含まれているので、虫よけに効果があるといわれています。

フリンジドラベンダー

ギザギザの葉が特徴的なフリンジドラベンダー。
学名:Lavandula dentata (デンタータ系)
dentata=『歯のような』と意味し、縁がギザギザしている葉から花茎をピンッと伸ばして花穂をつけます。
耐暑性、耐寒性があり、育てやすいといわれています。
夏は葉から良い香りがしましたが、
冬は香りが弱く感じました。
精油が取れる種類ではないですが、今年は大きく育ったらフローラルウォーターを取ってみたいです。

イングリッシュラベンダー

ラベンダーの中でも一番香りが強いイングリッシュラベンダー
学名:Lavandula angustifolia(アングスティフォリア系)
耐暑性は弱く、耐寒性は強いです。
北海道のラベンダーはアングスティフォリア系が多いといわれています。
去年半日陰に植えたため、夏越しができました。
園芸種も数が多く、品種ごとに香りの弱さが異なります。
イングリッシュラベンダーのオカムラサキ(精油が取れるラベンダーと言われている)の成長が楽しみです。
イングリッシュラベンダーは特に薬効があるメディカルハーブのひとつ。
鎮静・自律神経を整えるのに効果があるといわれています。

レースラベンダー

葉がレースのように見えて繊細なイメージのレースラベンダー
学名:Lavandula pinnata (プテロストエカス系)
去年の3月頃、道の駅で購入したレースラベンダーを耐暑性を考えて半日陰に植えました。四季咲きで何回も花が咲いていました。
香りはほとんど感じません。
耐暑性、耐寒性は強くないため、真夏、真冬の管理に気をつけます。
霜が降りないところでは、冬越し可能といわれています。ラベンダーは寒さに強いものが多い中、このプテロストエカス系は弱いので千葉では霜よけが必要です。


少しずつ大きくなって成長しています。
ラベンダーは苗の状態だと、多年草に見えますが、常緑低木。
下のほうは木になって太くなってきています。

2024年はどんな成長になるのか、見守っていきたいと思います。


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