大切な盆栽が枯れたらどうする?

ミニ盆栽やカジュアル盆栽など、さまざまなネーミングのお手軽盆栽も登場しています。

盆栽と言えば、「日本家屋にお住いのお父さんが趣味で松を育てる」というイメージではないですか?

しかし、近年は盆栽ブームで葉物、実物なども好まれています。特に紅葉するもみじが、その美しさから愛好家が続出。

でも、やはり植物ですからお世話はしないといけません。気が付いたら枯れていた、なんてこともありますね。

今回はもみじに的を絞って、枯れた時の復活方法と管理法、盆栽に付き物の針金の巻き方をご紹介していきます。

枯れた原因を探って、適切な管理で愛するもみじを復活させましょう!

適切な管理法~原因を探って復活させよう!

主な原因は5つです。

・日光に当たり過ぎてしまう
・根が弱くなる
・細菌や害虫が付く
・病気になる
・環境が悪くなる

ストレスを取り除いて、元気に復活させてあげましょう!

日光を浴びすぎも枯れる原因

日光を浴びせすぎると枯れる原因になってしまうのです。

日焼けの状態になり、葉がボロボロに!

乾燥しすぎないよう、水をあげてください。葉っぱにもたくさん水をあげましょう。

水切れになると葉がチリチリと縮れてしまうのです。そしてその葉はもう元には戻らず、紅葉もしなくなってしまいます。

真夏の暑い盛りは乾燥に気を付けて、チリチリになってしまった葉は取り除きましょう。

葉を取ることで、また新しい芽が生えてきますよ。

根の弱まりに注意

今、枯れた状態でなくとも年々木か弱まりやがて枯れることも。

深く植えられていたり、水はけが悪かったりで根が腐り、やがて枯れてしまいます。

そうなる前に、土の状態も見てみましょう。

虫と細菌がもたらす被害

植物の天敵、虫にもたらされる被害も見過ごせません。

穴をあけたり、枝や幹をかじる虫がいます。ゴマダラカミキリという虫が大切なもみじを枯れさせるのです。

また、枝折れや選定のし過ぎで「木の傷口」ができ、細菌感染で枯れてしまいます。

殺菌剤などを使用して、傷口を保護してください。

避けて通れない病気

やはり、植物を育てる上で気を付けなければならないのが、病気です。

代表的なのがうどん粉病。聞いたことがある方もいらっしゃると思います。

白い斑点が葉っぱに出るのですが、うどん粉をまぶしたようになるので、ご存じの方も多いメジャーな植物の病気です。

この白い斑点の正体はカビ。カビが葉っぱを覆ってしまうので光合成ができず、枯れていってしまうのですね。

病気にならないようにする方法は、環境を整えること。

土壌と水はけを良くして、乾燥をさけるなど普段のお世話と同じですが、これが有効になります。

枯れない環境づくり

湿度も適度にないと育ちにくいので、気を付けましょう。

自然に近い環境を作るのは、難しいですがそれに近づけられるようにお世話をするのが大切ですね。

まとめ

盆栽も生き物です。それぞれの盆栽の特徴を理解して上での管理をしましょう。寒さに強いもの、弱いものなど調べたらわかります。大切にしていけば素敵な盆栽になるでしょう。

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