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酸素とミトコンドリアの関係

お取引先のクリニック院長様より、高濃度酸素濃縮器ご提案の関連で酸素とミトコンドリの関係について講義を承りました。

ミトコンドリアの役割は、酸素によって糖や脂肪を燃焼させて整体エネルギー(ATP)を生み出すことです。

この生体エネルギー(ATP)によって人の身体は熱を得ることができ、筋肉は力を出すことが出来るわけです。

この生体エネルギー(ATP)多ければ臓器も健康になり、心身ともに健康でいられますが、エネルギー(ATP)の生成が少なくなると臓器も健康でいられなくなり不調が出てきます。

ミトコンドリアとは、エネルギー産生に関わる真核生物の細胞内小器官の一種のこと。神経や筋肉などのエネルギーを多く消費する細胞だけでなく、皮膚などの組織を構成する細胞の中にも存在している。精子のような微細な構造物の中にもミトコンドリアは存在し、細胞が増殖したり、タンパクを合成したり、運動するためのエネルギーを供給していることで知られる。筋肉や神経、肝臓の細胞の内部には数百から数千のミトコンドリアが存在してエネルギー産生によって細胞の活発な活動を支えている。

ミトコンドリアはATPを産生する細胞小器官
ミトコンドリアは赤血球以外の全ての細胞に存在する細胞小器官で、1個の細胞に平均で300~400個のミトコンドリアが存在するそうです。

肝臓や腎臓、筋肉や脳など代謝が活発な細胞には数千個存在していて細胞質の40%を占めていて、体全体では一京個(1兆個の1万倍)以上、全部で体重の約10%を占めていると言われています。

使いきれなかった酸素を活性酸素として排出
ミトコンドリアから合成されるATPを身体の中で使い切れなかったり、ミトコンドリアに過剰な負荷が掛かった場合は、活性酸素が生み出されます。

活性酸素は、免疫細胞白血球の顆粒球がウイルスを撃退する際にも用いられますが、ウイルス撃退ではなく細胞に触れたりすると、そこの細胞が炎症を起こしてしまいます。

ミトコンドリアは、ATPというエネルギーを生み出すと同時に、活性酸素を生み出してしまうわけです。

加齢に伴いミトコンドリアの機能が低下!
ミトコンドリアの数は年齢とともに減少すると言われていましたが、36歳の人と67歳の人から採取した細胞を確認したところ、ミトコンドリアの数に違いはなかったそうです。

しかし、細胞の中に含まれる活性酸素除去酵素であるSOD2(スーパーオキシドディスムターゼ2)の量を測った時に違いが現れたそうです。

つまり、細胞の中のミトコンドリアが減少しているのではなくて、細胞の中のミトコンドリアの質が低下することから、組織の老化を促進させるということが言えるわけです。

ミトコンドリアの機能を向上させるには?
機能を高めるのに効果的なのが運動です。

①キッチンにいる時は片足立ちしてみる
②ディスクワークで背筋をピンと伸ばす
③通勤や買い物のときは早歩きをする
④テレビを見ながら軽くスクワットする

など、普段の生活の中で意識的に負荷をかけるような運動を少し行うだけで、ミトコンドリアの機能が向上するそうです。

高濃度酸素吸引によって、細胞全体の生命エネルギー (ATP) の産生を担うミトコンドリアが増加する 実験結果があります。

持久性トレーニング(有酸素運動)を続けた場合より も、高濃度酸素を吸引し続けた場合の方が骨格筋や肝臓、心筋のミトコンドリア量が多い。

これは高濃度酸素が運動よりも効率的に ATP を生み出す効果を持つことを意味しています。

これは日常的に運動をするのが困難な方々に歓迎されるべき事実です。

 身体に負荷をかけずに十分な酸素を供給し、必要なエネルギー生産を期待できるからです。

血流の低下でも病気が起こります!
血流悪くなると、細胞中に必要な酸素や栄養が運ばれずに、細胞からの老廃物や二酸化酸素も回収されなくなってしまいます。

血流の低下により細胞中のミトコンドリアへも酸素と栄養が運搬されないことから、ミトコンドリアが働かなくなります。

その結果、病気の症状が出てくるわけです。

ミトコンドリアは脂肪を酸化し糖を取り出す
ミトコンドリアが正常に働いていないと、脂肪を酸化して糖を取り出してエネルギーにするという機能が低下しますから、皮下脂肪や内臓脂肪がつきやすくなるでしょう。

肥満も数多くの生活習慣病を引き起こします。

ミトコンドリアの機能を向上させていつまでも若々しい体でいましょう!

劣化したミトコンドリアの機能を向上させられるように、日頃の生活習慣の見直しが大切です。

「そもそも、生活習慣の見直しができないんだよ!」

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